朝倉未来とリマッチ決定の王者グスタボとは 7年半前“初戦”は壮絶打撃戦で右拳骨折…亡き父へ思い捧げる“苦労人”キャリア
格闘技イベント「RIZIN」は3日、名古屋市内で記者会見し、「超RIZIN.6 師走の尾張名古屋下剋上祭り」(12月31日・愛知・バンテリンドーム ナゴヤ)で朝倉未来(34=JAPAN TOP TEAM)と現ライト級王者・ルイス・グスタボ(30=ブラジル)のリマッチを発表した。7年半の時を経て朝倉と再びリングで激突するグスタボとはどんな選手なのか。

2019年4月に朝倉未来に敗戦
格闘技イベント「RIZIN」は3日、名古屋市内で記者会見し、「超RIZIN.6 師走の尾張名古屋下剋上祭り」(12月31日・愛知・バンテリンドーム ナゴヤ)で朝倉未来(34=JAPAN TOP TEAM)と現ライト級王者・ルイス・グスタボ(30=ブラジル)のリマッチを発表した。7年半の時を経て朝倉と再びリングで激突するグスタボとはどんな選手なのか。
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RIZIN屈指のスター選手に上り詰めた朝倉と、ライト級の王者となったグスタボ。互いに30代となり、MMA選手として円熟味を増した両者のリング上での“再会”が決まった。
2019年4月、「RIZIN.15」での初戦。プロMMA9戦負けなしと無類の強さを誇っていたグスタボは、当時RIZIN初参戦から3連勝と売り出し中だった朝倉と、真価の問われるマッチアップを組まれた。
試合は1Rから壮絶な打撃戦となり、グスタボは右拳を骨折。朝倉も前歯を一本破折するなど両者とも死力を尽くした攻防の中、テイクダウンもうまく織り交ぜた朝倉が3-0の判定で勝利した。
その後、グスタボはライト級トーナメントで敗戦。コロナ禍には2年近く試合機会に恵まれない苦しい時期を過ごした。それでも他団体からのオファーを断り、RIZINへの思いを貫いた。
ブラジル南部のクリチーバ出身。幼少期にはストリートの抗争に巻き込まれ、父親を失った過去を持つ。初のタイトル挑戦となった24年9月には、当時の王者ホベルト・サトシ・ソウザにわずか21秒でTKO負けを喫した。
幾多の試練を乗り越え、今年6月にはイルホム・ノジモフ(ウズベキスタン)を破り、悲願のライト級王座を獲得。ベルトを手にしたグスタボはリング上で大粒の涙を流し、その姿は多くのファンの心を揺さぶった。
「人生で簡単なことなんて1つもない。大変な日々を過ごしたからこそ、この価値が自分には分かるんだ」。かつて、王者は自身の哲学を明かしていた。
苦難を乗り越え、一歩ずつ頂点へと上り詰めた苦労人ストライカー。7年半の時を経て掴んだ朝倉への雪辱の機会に、覚悟を決めている。
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