映画「鬼滅の刃」が台湾でも大ヒット 公開10日で約10億円のヒットに地元紙が異例特集
映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、日本国内で8日までの24日間での興行収入204億8361万1650円、観客動員1537万3943人をそれぞれ記録。204億円突破で、早くも歴代興行収入5位となった。一方、海外でも快進撃を見せており、台湾では公開10日間で2億7000万台湾ドル(約10億円)の興行収入を記録。地元メディアは「なぜ、ドラゴンボールやワンピースよりも人気なのか」と異例の特集を組んでいる。
「多くの台湾と日本の少年少女たちが熱狂」
映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、日本国内で8日までの24日間での興行収入204億8361万1650円、観客動員1537万3943人をそれぞれ記録。204億円突破で、早くも歴代興行収入5位となった。一方、海外でも快進撃を見せており、台湾では公開10日間で2億7000万台湾ドル(約10億円)の興行収入を記録。地元メディアは「なぜ、ドラゴンボールやワンピースよりも人気なのか」と異例の特集を組んでいる。
「10日で興行収入2億7000万! なぜ、鬼滅の刃はドラゴンボールやワンピースよりも人気となったのか」とのタイトルで特集したのは台湾誌「今周刊」だった。日本国内で200億円を突破したメガヒット映画の人気ぶりを、特集では注目している。
「10代向けの漫画が2016年に連載開始となり、終了した。しかし、果てしない鬼との戦いがいまだに日本と台湾中を席巻している。なぜ、多くの台湾と日本の少年少女たちが熱狂するのか」
記事ではこう報じている。日本では原作漫画が日本漫画史上最速の1億部突破を果たした現象についても注目。「ワンピースやドラゴンボールを超えた。一層すばらしいことは現在の鬼滅の刃の漫画は22巻に到達したが、10月の漫画売り上げランキングで1位から22位まで独占した」と振り返っている。
10月30日に劇場版が封切りとなった台湾でも大ブームだという。11月8日段階で興行収入が2億7000万台湾ドルに到達。「『君の名は。』を抜き、最も人気な日本映画となった」と絶賛していた。