不妊治療にかかった総額と期間は? 女性経験者826人を調査…“妊活”のリアルな声続出
株式会社ビーボが運営する「BELTA(ベルタ)」が、3歳以下の子どもを持つ不妊治療経験者の女性826人を対象に「不妊治療」に関して調査。不妊治療にかかった費用、治療から妊娠するまでの期間などの結果を発表している。
3歳以下の子どもを持つ不妊治療経験者の女性826人を対象に調査
株式会社ビーボが運営する「BELTA(ベルタ)」が、3歳以下の子どもを持つ不妊治療経験者の女性826人を対象に「不妊治療」に関して調査。不妊治療にかかった費用、治療から妊娠するまでの期間などの結果を発表している。
今回の調査では、不妊治療に関して実際にかかった費用や期間、リアルな悩みが明らかになった。「不妊治療(検査を含む)にかかった総額」では「50万円未満」が最多の46.1%となった一方、5.6%が「300万円以上」となった。
一方、「不妊治療を始めてから妊娠するまでの期間」では「6か月以上~1年未満」が最多の25.2%。その一方、20%以上の人が2年以上の治療期間を経て妊娠・出産に至ったことが分かった。
また「不妊治療以外に妊活で行っていたこと」については「基礎体温の記録」が70.2%と多く、妊娠しやすいタイミングや身体の状態を把握する方法として取り入れている女性も多いようだ。続いて「サプリの摂取」(53.5%)となった。
病院利用に関してもリアルな声が続々と寄せられている。
「一度診てもらって、異常がなければそのまま自然妊娠を望めばいいと思うし、もし何か不妊の原因があった場合、治療を開始すれば良いと思う」(30代/専業主婦/埼玉県)
「年齢にも影響されると思いますが、まずは自然でチャレンジしてみてもいいのではないかと思います。半年をめどに妊活への移行を準備すると、気持ちに余裕が生まれると思うから」(40代/専業主婦/東京都)
「3年自然妊娠できなかったが自分も病院に通ったら思いの外早く妊娠できた」(30代/専業主婦/神奈川県)
これから妊活に取り組む人にとって、不妊治療経験者のリアルな体験や取り組みは参考になりそうだ。