二階堂ふみ、500人以上からオーディションを勝ち抜いたダブル主演女優を絶賛「みんなを引っ張っていってくれました」
俳優の二階堂ふみが5日、都内で行われた映画『わたしの知らない子どもたち』公開直前舞台あいさつに、小八重葵美、役所広司、岡田准一、竹野内豊、吉田羊、坂東龍汰、音楽を担当した原摩利彦氏、西川美和監督と共に登壇。ダブル主演を務めた小八重に感謝を述べていた。

映画『わたしの知らない子どもたち』公開直前舞台あいさつ
俳優の二階堂ふみが5日、都内で行われた映画『わたしの知らない子どもたち』公開直前舞台あいさつに、小八重葵美、役所広司、岡田准一、竹野内豊、吉田羊、坂東龍汰、音楽を担当した原摩利彦氏、西川美和監督と共に登壇。ダブル主演を務めた小八重に感謝を述べていた。
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本作は『すばらしき世界』『永い言い訳』の西川美和監督が、原案・脚本・監督を務めるオリジナル作品。戦争で家も家族も、大好きな音楽も失い、居場所をなくした12歳の琴子(小八重)。戦後の荒廃した東京で生き延びるために彼女が選んだのは、長い黒髪を切り、親からもらった名前を変え、そして、“少女”であることを棄て、少年として生きるという道だった――。二階堂は、琴子の教師・曽根文美子を演じている。
500人以上のオーディションで主演の座を勝ち取った小八重と共に、ダブル主演を務める二階堂は「ダブル主演という風に言っていただいてはいますが、この映画は、実際は葵美ちゃんをはじめとする、子どもたちの映画だと思っています」と断言すると「葵美ちゃんが子どもたちの中心となって、みんなを引っ張っていってくれました。そして私たち大人も現場で引っ張っていってくれて、すごく頼もしい葵美ちゃんでした」と絶賛する。
本作は、第51回トロント国際映画祭コンペティション部門であるプラットフォーム部門へ正式出品され、オープニング作品にも選出された。現場を訪れた二階堂は「上映会に参加させていただくことができて、監督と一緒にスクリーンの後ろの方でお客さんの様子も最後の方を見させていただいて。皆さんが劇場から出られる時に、監督のところにお客さんが来て、胸を押さえながら『この作品を見ることができてよかった』『この作品を作ってくれてありがとう』と、真っすぐ言葉をかけられていたのが、すごく印象に残っています」と振り返る。
そんな二階堂と作品を共にした小八重は、二階堂の知られざる姿について「赤ちゃんエスパー」と回答。その理由について「普段お芝居している時とかすごいクールでかっこいいなって思っていたのですが、赤ちゃんと話している時だけとても幸せそうな笑顔で、赤ちゃんも楽しそうに笑っていたんです。赤ちゃんと脳で話しができるのかなと思った」と述べる。二階堂は「私が赤ちゃんエスパーだったのか、それとも赤ちゃんがエスパーだったのか」と笑うと「私の息子役を演じてくれた赤ちゃんとは3か月の長い間おつき合いがあって、どんどん私のことを知ってくれているような感じがして。その姿を葵美ちゃんが見てくれていて、この称号をくれたんですね」とほのぼのとした表情を見せていた。
二階堂は「戦後80年以上が経って、私自身も当事者の方々からいろんな経験をお聞きすることがあるのですが、その機会はどんどん減っています」と戦後から長い年月が経っていることを強調すると「そんななか、私たちはこういう作品を作り続けていき、平和への思いを諦めない、寄せ続けていくということが大事なことなのかなと改めて思いました」と作品に込めた思いを語った。
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