グラドル白川未奈がプロレスラーに成長したワケ リングにかける熱き思いとは
「愛川ゆず季さんの活躍したスターダムのリングで暴れることが夢だった」
吉野が「すごく真面目に熱心に取り組んでいますよ」と、目を丸くするほど筋トレにハマった。その上、キックボクシングジムでも練習し「レスラーになる」という究極の夢にどんどん近づいて行った。
ただ、プロレス観戦やプロレスラーの話を聞く機会が増えるにつれ、その厳しさに直面し「私にやれるのか」と、自問自答する日々だった。黒潮“イケメン”二郎や征矢学との会食で、レスラー転向を勧められても「やりたい気持ちはあるけど、私には無理かも」と答えていた。
それでも、夢は諦めきれず、2018年8月、ベストボディ・ジャパンプロレスの東京・品川大会でプロレスデビューを果たした。東京女子プロレスにレギュラー参戦するなど、着々とステップアップ。20年10月、ついにはスターダムのリングに進出し、中野たむと「DREAM☆H」を結成。スターダムでは「STARS」に加入している。
白川は「グラドルレスラーとして、愛川ゆず季さんの活躍したスターダムのリングで暴れることが夢だった。うれしい」と、喜びを爆発させた。
10年10月に、レスラーデビューを飾った愛川は「ゆずポン」の愛称で人気を集め、2年半、スターダムの先頭に立って大活躍。「グラドルレスラー」の地位を大いに向上させた。先輩・ゆずポンの域にはまだまだの白川だが、プロレスにかける思いは誰にも負けない。
その情熱でどこまでいけるか――。今後に期待したい。
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