ウルトラマンは“コメディー”なのか…「シン・ウルトラマン」樋口真嗣監督ら談義

「ウルトラマン 第11話 宇宙から来た暴れん坊」(1966年)が24日、「第2回熱海怪獣映画祭」が開催中の静岡・熱海の国際観光専門学校熱海校で上映され、映画「シン・ウルトラマン」(2021年公開)の樋口真嗣監督(54)、テレビ「ウルトラマン」シリーズの田口清隆監督(39)、熱海在住の脚本家、伊藤和典氏(64)が登壇した。

(左から)伊藤和典氏、樋口真嗣監督、田口清隆監督
(左から)伊藤和典氏、樋口真嗣監督、田口清隆監督

「第2回熱海怪獣映画祭」 テレビ「ウルトラマン」シリーズ田口清隆監督、脚本家・伊藤和典氏まじえてトークセッション

「ウルトラマン 第11話 宇宙から来た暴れん坊」(1966年)が24日、「第2回熱海怪獣映画祭」が開催中の静岡・熱海の国際観光専門学校熱海校で上映され、映画「シン・ウルトラマン」(2021年公開)の樋口真嗣監督(54)、テレビ「ウルトラマン」シリーズの田口清隆監督(39)、熱海在住の脚本家、伊藤和典氏(64)が登壇した。

「宇宙から来た暴れん坊」は、熱海を思わせる温泉街で、ウルトラマンと脳波怪獣ギャンゴが戦うというストーリー。

 樋口監督は「(『ウルトラマン』の)最初の頃はひたすら楽しい。楽しさしかないですね。熱海で、怪獣と言うと、コメディーなのかな。熱海と言えば、みんなはガッパというけど、やっぱり、ギャンゴかな。『ウルトラマン』を通しで観ると、コメディーなんです。バルタン星人の回もコメディー。科特隊が職場放棄して、反省する回とか、イデ隊員が『どうせウルトラマンがいるから、俺たちなんて……』という回もある」と言うと、山形県出身の伊藤氏は「この回が初めて観たウルトラマンだった。山形はTBS系列が入らない。ウルトラマンはコメディーなのかと思った」と話した。

 樋口監督は「今回、難しいキャラクター付けが難しかった」と言うと、伊藤氏は「今回?」とツッコミ。樋口監督は口を濁しながらも「(初代ウルトラマンの)黒部進さんはすごいなと思う。まったく迷いがない。実際に会ったら、大きな人だった。普通は悩むものだと思う」と絶賛。「ウルトラマンX」や「ウルトラマンタイガ」などのメガホンを取った田口監督は「『(ウルトラマンは)怪獣を守るというのに、怪獣を殺すのはおかしい』と言われたことがある。でも、最初の頃は与えられた仕事に一生懸命なので、十何話もやってくると、この人はおかしいと思い始めるみたいです」と明かしていた。

(ENCOUNT編集部)