中条あやみ、特訓1か月!オリンピックも狙えるカヌーの実力に「大会に出てみたい」
パラスポーツは「人間の強さ、生命力を感じられる」
――ほかに挑戦してみたい乗り物はありますか。
「なんだろう。船の免許を持っていたら、楽しいかもしれないですね。釣りをしたいので」
――運動神経は昔からよかったんですか? 学生時代はバドミントン部でしたよね。
「最近、運動神経がいいキャラになっていますが、ちょっと不思議なんですよね(笑)。バドミントンでは褒められることなかったですし、いつも補欠だったんです。最初からカヌーをやっておけばよかったですね。間違えましたね(笑)」
――映画を通じて、パラスポーツの魅力を発見した部分はありますか。
「競技のルールが障害のレベルによって変わってきたり、人間の強さ、生命力を感じられる競技だなと思いました」
――精神面のアプローチはいかがですか?
「現場では、遥と一緒に挫折した気持ちを味わったり、成長して、いろんな人と一緒に楽しむっていうことの喜びを知ったりとか、遥と一緒に私も成長させてもらったと思いました。でも、カットがかかり、家に帰ると、普通の状態になるので、みんなには『いつも切り替えが早い』と言われました」
――現場を楽しまれたんですね。
「ちょっとカヌーが嫌いになりそうなときもあったんですけど、川に出て風を浴びながら、みんなと一緒にカヌーを漕いでいると、すごく楽しいんです。そう感じられるようになってきてからの上達はすごく早かったのです。『好きこそものの上手なれ』って、ことわざもありますが、これって、いろんなことをやっていく中で、すごく大事なことだなと気付きました。カヌーは続けてみたいですね。(ライバル選手役の)冨手(麻妙)ちゃんと一緒に大会に出てみたい」
――共演者とのエピソードを教えてください。
「子役の子たちはなついてくれて、いつもたくさん写真を撮ってくれたんです。でも、女の子はそのうち(共演の)杉野(遥亮)君にベタぼれになってしまい、『最近撮ってくれないなぁ』って思ったりしました(笑)。川に落ちて遥を助けるシーンでは、小澤征悦さん、杉野さんがローブ姿になっていたんですけども、小澤さんが旧中川の川べりでたばこを吸っている光景がシュールで面白かったです(笑)。そのシーンも撮って欲しいと思っていました(笑)。エンドロールにあるかもしれないので、注目してください(笑)」