時任勇気が初告白、父は時任三郎「俳優は幼い頃からの夢…でも行動に移す勇気がなかった」
目標の俳優は…「父の次に好きなのは山田孝之さん」
――そこは、お父さんと言わなくて、大丈夫ですか?(笑)
「あ、言った方がいいですかね(笑)。父です! 父の次に好きなのは山田孝之さんですね。何をしても、かっこいいし、何をしても面白いし、ある意味ずるい。僕も、違う路線でずるい俳優になりたいですね」
――ニュージーランド、カナダにもいたので、英語圏の俳優の名前が出るのかなと思っていました。
「海外では、ロビン・ウィリアムズさんです。僕はSFがすごく好きで、『アンドリューNDR114』が一番好きです。観たのは小学生でしたが、すごく泣きましたね。人の良さが顔に出ている人って、いいですね。憧れです」
――山田さんもロビン・ウィリアムズさんもクスクス笑いを引き出す俳優さんですね。
「そうですね。ドカンというお笑いよりも、クスクス笑いが僕のツボなんです。僕もそういうものを表現できたらなと思います」
――何事もハマる性格だそうですが、俳優もどんどんハマっていきそうですか。
「筋トレは、最初は自分がみるみる変わっていくのが楽しすぎて、週5でやっていました。僕はハマると、本当にそれしか考えられなくなる時期があるんです。俳優は奥深いというか、やってもやっても課題が出てきますし、ゴールが見えないというか、果てしない感じがはありますけど、自分が準備してきたことが本番でうまくいった時は楽しいですね。登場のシーンで、自分なりにかわいさを表現してみたのですが、その時はスタッフさんの笑い声が聞こえたような気がしました。勘違いかもしれないですけど(笑)」
□時任勇気(ときとう・ゆうき)1991年10月2日、ニュージーランド生まれ。幼少期を日本、カナダ、ニュージーランドで過ごす。多くの自然と様々な文化に囲まれ独特の感性を養った。11歳の時に日本へ帰国し、高校時代に2年間カナダ留学を経て明治大学へ進学。現地で得た英語力を活かし、2019年4月~1年間「おもてなしの基礎英語」(NHK Eテレ)のドラマパートにレギュラー出演をした。主な出演作はTBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」、テレビ朝日系ドラマ「女子高生の無駄づかい」、FOD「運命から始まる恋~You are my Destiny~」など。