時任勇気が初告白、父は時任三郎「俳優は幼い頃からの夢…でも行動に移す勇気がなかった」
父からの言葉は「やりたいようにやればいいと思うよ」
――お父様にはいつ「俳優になりたい」と言ったんですか?
「事務所が決まった後です。『何かをやりたい』と言った時には、いつも全力で応援してくれる父親なので、その時も『やりたいようにやればいいと思うよ』って言ってくれましたね」
――「24JAPAN」のマイロ役が決まった時の気持ちを教えてください。
「当時、オリジナルの『24』を観たことがなかったのですが、(どきどきキャンプの)モノマネなどで知っていたので、それをリメークするんだという驚きとそれに自分が出演させてもらえるんだという2つの驚きがありました」
――オリジナル版はご覧になりましたか?
「はい。日本版は海外版のシリーズ1をベースにしているのですが、シーズン8、スピンオフまで観ました。関係ないのですが、キーファー・サザーランドさんが出ている大統領ものの『サバイバー: 宿命の大統領』も! ハマりましたね」
――原作でも同じ名前で登場するCTUの分析官マイロ役(オリジナルはエリック・バルフォー)です。
「オリジナルでは、いつも怒っているような印象だったのですが、日本版の設定は違います。海外育ちで、日本で働いている設定。例えば、先輩にタメ口だったり、ちょっと失礼なことを言ったり、言動が『ん?』みたいな部分もありますが、そういうところがマイロのかわいさでもあります。技術的にたけている設定なのもあって、愛されるキャラクターだと思います」
――「海外育ち」という共通点もあって、演じ甲斐のある役ですね。
「マイロは自由にやりたいことをやって、言いたいこと言って、何事にもとらわれてない。もし、僕がマイロだったら、中学生の時点で、俳優をやりたいと言っていると思います。そういう部分では理想の人物像ですね(笑)」
――撮影はどうですか?
「緊迫感があるストーリーなので、カメラが回っている時はすごく緊張感がありますが、カメラが止まったら、スタッフさんも出演者さんも皆さん優しい方ばかりで本当に温かい現場です。マイロを介して、CTUの日常、皆さんとの関係性を注目してほしいです」
――どんな俳優になりたいですか?
「この人、演技しているなと思われるのではなくて、ナチュラルに演じられる俳優になりたいと思っています。僕自身、自然体でいる人物なので」
――具体的に目標としている俳優はいますか?
「山田孝之さんです」