【オヤジの仕事】ドラマ「相棒」好調! 芹沢刑事役の山中崇史が苦笑 今季「相棒」を見た父親の反応

人気ドラマ「相棒」出演で親孝行できたと語る【写真:山口比佐夫】
人気ドラマ「相棒」出演で親孝行できたと語る【写真:山口比佐夫】

「相棒」season19を見ている父親の反応は?

 僕が高校を卒業して実家を出た後、弟も上京し、妹も結婚して家を出たので、今、両親は実家で2人暮らし。オヤジは78歳、オフクロは72歳になりました。子どもとしては両親のことが気になるので、僕らきょうだい3人で、入れ替わり立ち替わり実家に顔を出しているんですけど、帰ると僕らのほうが心配されています。「身体にはちゃんと気をつけているのか」って。親ってきっと何歳になっても、子どもの心配をし続けるんでしょうね。
 
 だから、「相棒」という作品に巡り会えて良かったなぁと思うんです。32歳で「相棒」のレギュラーになって、僕の姿をテレビで定期的に見てもらえるようになって「少しでも安心させることができたかな」と思うので。いつも楽しみに見てくれていて、今シーズンの2話が放送された後、実家に顔を出したら「あれぐらいたくさん出てなきゃダメだ!」って言われました。いつもより出番が多いと思ったみたいで。「そんなことをオレに言われてもなぁ」って思いながら、「うん、そうだね」って返事をしておきました(笑)。

□山中崇史 (やまなか・たかし)1971年2月5日、埼玉県大宮市(現・さいたま市大宮区)生まれ。茨城県立総和高校卒業後、東京の俳優養成所へ。95年、「劇団扉座」入団。看板俳優として活躍しつつ97~99年、ラジオ番組「内藤忠と山中崇志のミリオンナイツ」(TOKYO FM)でDJを務め、2002年にはドラマ「相棒」season1の第1話に出演。翌03年、同ドラマのseason2第4話から捜査一課の芹沢慶二刑事役でレギュラー出演している。ほかに、「だましゑ歌麿」(テレビ朝日系)、時代劇スペシャル「無用庵隠居修行」(BS朝日)など。12月5~13日、東京・新宿の「紀伊国屋ホール」で「劇団扉座」40周年記念公演「10knocks~その扉を叩き続けろ~」出演。

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