ミニスカ小柳ルミ子「勉強、刺激、感動」バルサ、メッシのドキュメンタリー映画に大興奮
大のサッカーファンで知られる歌手の小柳ルミ子(67)が23日、さいたま市内で行われたドキュメンタリー映画「ボールを奪え パスを出せ/FCバルセロナ最強の証(あかし)」の試写会イベントに登壇し、あふれるサッカー愛を振りまいた。
「サッカーは人生、対人関係の縮図」…FCバルセロナ論を本気トーク
大のサッカーファンで知られる歌手の小柳ルミ子(67)が23日、さいたま市内で行われたドキュメンタリー映画「ボールを奪え パスを出せ/FCバルセロナ最強の証(あかし)」の試写会イベントに登壇し、あふれるサッカー愛を振りまいた。
世界的スターのメッシ、イニエスタ、シャビ、アンリら名選手に加え、グアルディオラやモウリーニョら名将も登場し、当事者インタビューでバルサをひも解く同作。舞台あいさつには、小柳のほか、サッカー元日本代表の川勝良一氏(61)、J SPORTSプロデューサーの菅原慎吾氏が参加した。
ミニスカ姿で登場した小柳は「年間2000試合サッカーを見ている小柳ルミ子です。この映画は勉強、刺激になり、感動する。私は拝見して感動しました。みなさんに見ていただける機会を本当にうれしく思います」とあいさつ。「きょうバルサ(の試合)があるので早く帰りたいんです」と笑わせると、映画の内容に話が進むと本気モード。「サッカーを愛する人には全部、一言一句、すべてを見てほしい。何しろペップ(グアルディオラの愛称)のあれだけの細かい戦術。メッシがあそこまでいったのはペップのおかげ」と力説した。
メッシについて話が及び、「5時間ぐらいしゃべりましょうか」と力がこもる。メッシの魅力について、「まずは人間性です。バルサは子供の時から人としての振る舞いを教えているチーム。13歳の頃からカンテラ(育成組織)にいたメッシは人としてどう振る舞うか、それが流れている。そこをまず尊敬します。私は世界一の選手だと思っている。年々技術が向上していてフリーキックの素晴らしい軌道が年々磨かれている。常に高みを目指す人間性が今日のメッシをつくっている。私はサッカーというのは人間形成において一番素晴らしいスポーツだと思っています。親御さんには人間としてどうあるべきか、サッカーを通して学んでほしい」と力説した。
最後にメッシに泣かされた経験について聞かれると、「去年です。これは私の中の宝です。直接会って。クラシコで骨折して出られなかった時、その時にお会いしたんです。世界一の選手なのに本当にいい人なんです」と秘話を明かし、「サッカーは最高。今も学んでいる。サッカーは人生の縮図、対人関係の縮図」と止まらなかった。
会場には数多くのちびっこが来場。川勝氏は「サッカーはできるだけ小さいうちに一番いいものを見たほうがいい。子供でもいきなり世界のトップを見たほうがいい。子供は見てまねをする。一番はメッシやスアレス、見て感動するプレー、上手いというのは子供のあこがれになる」とサッカー育成論を語った。