朝ドラ「エール」クランクアップ 窪田正孝「まだ終わった気がしない」

放送中のNHK連続テレビ小説「エール」が29日、およそ13か月にわたる撮影を終了した。NHKが発表した。「エール」最終回は約1か月後の11月27日に放送される。

NHK連続テレビ小説「エール」の撮影が終了【写真:(C)NHK】
NHK連続テレビ小説「エール」の撮影が終了【写真:(C)NHK】

全130回から全120回に短縮

 放送中のNHK連続テレビ小説「エール」が29日、およそ13か月にわたる撮影を終了した。NHKが発表した。「エール」最終回は約1か月後の11月27日に放送される。

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 昨年9月にクランクインしてから、新型コロナウイルスの影響で2か月半の撮影休止を余儀なくされた。主演の窪田正孝は「主人公・裕一の人生をかけぬけました!」とクランクアップを報告。「昨年の9月に撮影を始めて、学生服を着て撮影していたのが、昨日のことのように思えてなりません。まだ、終わった気がしないのですが、これから寂しさが来るのかな」と話した。

 制作統括の土屋勝裕氏は「通常の撮影でも大変なのに、コロナ禍で撮影が中断、途中再放送でしのぐことになるという前代未聞の状況を乗り越えることができたのは、窪田正孝さんをはじめとするキャストの皆さんの熱意、そして『エール』に“エール”を送ってくださった視聴者の皆さんのご支援のおかげです。こころより感謝申し上げます」と感謝した。

 窪田は「1年間、朝ドラの主人公を演じたことでふみちゃんをはじめとする共演者、スタッフの皆さんとのすてきな出会いをいただき、今後の財産になりました!まだまだ『エール』には、ご覧いただきたいすばらしいシーンがたくさん出てきますので、最後までエールをよろしくお願いします」と視聴者にメッセージを送った。

 新型コロナの影響で4月上旬から収録を見合わせて、6月16日に撮影を再開。感染症対策のマニュアルに沿って撮影が行われたが、当初予定していた全130回から全120回に10回分を短縮して放送することが発表されていた。次の連続テレビ小説「おちょやん」(ヒロイン・杉咲花)は11月30日から放送される予定。

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