乃木坂46・山下美月が熱血女医に 患者役の高田夏帆「再び君臨できたのがうれしかった」
高田夏帆「“突破女優”として再び君臨できたのがうれしかった」
○高田夏帆コメント
――およそ半年ぶりに「THE突破ファイル」に出演された感想をお聞かせください。
「半年も経ったなんて思えないくらい、いつも周りから“『(THE)突破ファイル』見たよ”と言われているので、“突破女優”として再び君臨できたのがうれしかったです!(笑)」
――謎の声に悩まされる女性・今井夏帆を演じるにあたって、役作りで工夫した点はありますか?
「謎の声は、聞こえているだけではなく、何か見えないものが見えているのかもしれない。誰にも見えない得体の知れないものが、自分にだけは見えている……夏帆がおびえる場面では、そんな滑稽な様子すらも恐怖に感じてもらえるように、不気味なお芝居をしようと頑張りました」
――最も大変だったシーンは?
「家の中での撮影は、実際のスタッフさんの家をお借りしたので、近所迷惑にならない程度の音量でなければいけないと思い、声の調節が難しかったです。また、涙のシーンは、『突破ファイル』の場合、毎回違う角度から何度も何度も撮るので、今回もひと苦労でした……」
――今回、女医役の山下美月さん、看護師役のかなでさんとドライブに出掛けるシーンも見どころのひとつとなりそうですね。
「ドライブのシーンの撮影日、一番最初に撮ったのが、私が車内で謎の声のピークに達して叫ぶシーンだったんですよ。朝イチの謎の声のクライマックスは、かなりしんどかったです(笑)。また、この日は途中で雨が降ってきてしまって、大事な謎解きのシーンを車の中で撮影することになって。一番かっこよくなければならないシーンが、まさかの車内で、地味になってしまって参ったな~、とみんなで話していました」
――その他、撮影中の裏話があったら教えてください。
「印象に残っているのは、休憩時間、かなでさんがナース姿のまま、うたた寝していたこと(笑)。こっちは謎の声が聞こえる場面で、酸欠になるくらいハァハァしているのに! 気持ちよさそうで、うらやましかったです(笑)」
――今後、“突破ドラマ”で演じてみたいシチュエーションや、挑戦してみたい役柄は?
「私はどちらかというと、泣いてばかりの役や、誰かに救ってもらう役が多いんです。見せ場もやりがいもあって、とてもありがたいのですが、『突破交番』のようにコメディー要素もあるドラマで、四千頭身の後藤(拓実)さんが演じられているような、クスッと笑わせるハートフルな役も、一度やってみたいですね」