「青春時代をNMB48にささげてよかった」 “女子力おばけ”吉田朱里が卒コンで涙
NMB48の仲間たちへメッセージ「夢に一途になってほしい」
アンコールでは10年の軌跡を振り返る映像を上映。吉田の歴史は、NMB48の歴史でもある。笑いと涙と汗と努力の結晶である1つ1つのドラマがよみがえった。
そして吉田は、ピンクのドレスでステージに登場。「10年間、アイドルをやっていて自信をなくすこともありましたが、アイドル・吉田朱里がちゃんと認められるようにと、ファンの皆さんが応援してくださったおかげで、自分の夢をいっぱいかなえながらも、NMB48の活動にも全力で取り組むことができました。やっぱり私は、ステージに立ってメンバーと一緒に全力で皆さんの前でパフォーマンスしている自分が1番好きでした。そう思えたのも、いつも私に自信をくれたファンの皆さんのおかげです。たくさん感謝しています。10年間で培ったすべてのものを抱えて、次の夢を叶えにいこうと思います。10年間、私を応援してくださった皆さん、そばにいてくれた皆さん、愛してくれた皆さん、本当にありがとうございました」と涙ながらにあいさつした。
そして、「今の私にぴったりな曲です」と、ソロの新曲「一番好きな花」を披露。ゆっくりとリズムを刻むピンクのペンライトが風に舞う花びらのように、ファンたちはここでもまた吉田のステージを後押しした。
続けて、初のセンターとなった11月18日リリースの新曲「恋なんかNo thank you!」を披露。さらに、卒業した1期生も合流して、「卒業旅行」を歌唱した。
キャプテンの小嶋が「この場をお借りして、みんなで感謝の気持ちを伝えさせてください」と切り出し、「朱里さん、本当に、本当にありがとうございました」と全員で感謝のメッセージ。白間からは手紙も読まれることになると、吉田は「無理、無理」と号泣。白間は吉田がYouTuberとして努力を重ね、結果を出してきたことに触れ、「アカリンがつけた道は新しい風を吹かせて、新しいファンを見つけてくれた。『継続は力なり』、それができるアカリンはどんな場所でももっと輝き続けると思う。最後の1期生が美瑠で大丈夫かと思っていると思うけど、後輩メンバーとNMB48をしっかり盛り上げていくので、心配ご無用です。でもたまには帰ってきて厳しい意見をお願いします。これからもキラキラ輝いて、世界一の女子力お化けになってね!」と、最後はおちゃめに締めた。
吉田は、「アイドルの活動だけをしていたらつらいこともいっぱいあると思うけど、アイドルだからかなえられる夢もたくさんあったなと思う。NMB48にいるから、自分がやりたいことをやった時に支えてくれるメンバーがいて、ファンの皆さんがいて、スタッフさんがいて。もっと早くに卒業していたらこんなふうにはできていないと思っているから、何か夢を見つけた時は、見つけただけじゃなく、夢への第一歩、第二歩を踏み出せた時、その夢に一途になってほしい。NMB48のみんなそれができる強い子だと思っているので、少し離れた場所で、みんなことを応援しています」とエールを贈った。
そして、「これが本当に最後の曲です。メンバーの夢がこれから、たくさんかなうよう」と、「夢に色がない理由」がスタート。間奏では、超ロングドレスの吉田が舞台の上へ上へとせりあがっていく。「私にとって大切で、大好きなNMB48に出会えて本当に幸せでした。10年間、本当にありがとうございました」と思いを告げ、最後まで圧倒的な存在感を示してステージを後にした。
10月25日「NMB48 吉田朱里卒業コンサート ~さよならピンクさよならアイドル~」@大阪城ホール セットリスト
M01 絶滅黒髪少女
M02 青春のラップタイム
M03 待ってました、新学期
M04 しがみついた青春
M05 抱きしめられたら
M06 誘惑のガーター
M07 口移しのチョコレート
M08 スキャンダラスに行こう!
M09 妄想ガールフレンド
M10 ハートの独占権
M11 わるきー(わるりん)
M12 僕だけの君でいてほしい
M13 なんでやねん、アイドル
M14 キャンティー
M15 投げキッスで撃ち落せ
M16 ハート型ウイルス
M17 友達
M10 星空のキャラバン
M11 ジッパー
M20 初めての星
M21 僕だけの君でいてほしい
M22 #好きなん
M23 ピンク色の世界
M24 初恋至上主義
M25 三日月の背中
EN01 一番好きな花
EN02 恋なんかNo thank you!
EN03 卒業旅行
EN04 夢に色がない理由