インスタグラムメディア「Petrel(ペトレル)」は、近年の「タピオカブーム」を踏まえ、10代～20代の女性を対象に「若者が予想するNEXTブーム」についての調査を実施。22万人以上のフォロワーを抱えるPetrelの公式インスタのストーリーズ機能を使ったアンケート結果が公開された。

　2018年～20年にかけて空前の大ブームを巻き起こしているタピオカ。この「タピオカブーム」を主に盛り上げたのが10代・20代の若者たちと言われている。“Withコロナ時代”のNEXTブームは一体どのようなものなのか、アンケートを実施した。

「タピオカの次に流行るものは何だと思いますか？」というシンプルな質問に対して最も回答が多かったのは、「バナナジュース(41.3％)」。今年に入ってからバナナジュースの専門店が各地にオープンし、じわじわと流行の兆しを見せている。タピオカ同様、「気軽にテークアウトができて、小腹を満たせるドリンク」がブームのキーワードなのかもしれない。

　続いて、ブームになりそうなものをスイーツに限定して調査。回答数が多かったのは16.5％の同率で「マカロン」と「焼き芋」という結果となった。「マカロン」の回答数が多かった背景には、「トゥンカロン」という韓国発の“進化系マカロン”の存在が。SNS映えすると若者を中心に人気を集め、インスタのハッシュタグ件数は3万件を超える注目度の高いスイーツ。また「焼き芋」は、高級さつまいもブランドを専門に取り扱ったお店や、アツアツの焼き芋に冷たいアイスを乗せた「焼き芋アイス」の登場が若者の間で話題となっている。

　また、グルメに絞っての調査では「餃子(32.4％)」の回答が最も多く、なじみのあるグルメに注目が集まっている理由は、チーズに餃子をフォンデュして食べる「チーズ餃子」や、餃子の皮をピザ生地の代わりにして作る簡単おやつ「餃子ピザ」など“アレンジ”しながら楽しめることや、おしゃれなグラスでお酒をする大衆居酒屋でお酒の“お供”として餃子をチョイスする場面が増えたことも背景にあると考えられる。

　SNS映えというキーワードは残しつつ、「簡単に作れる」親しみのあるスイーツやグルメが進化して今後の新しいブームを作ることが予想される。