福山雅治、新アルバムタイトルは自身の“父の名前” デビュー30周年を迎え「死生観を表現」
俳優で歌手の福山雅治が12月8日に発売するオリジナルアルバムのタイトルが「AKIRA」に決定。また、アルバム全収録曲を披露する自身初となるオンラインライブを実施することも発表した。
自身初となるオンラインライブ実施も決定
俳優で歌手の福山雅治が12月8日に発売するオリジナルアルバムのタイトルが「AKIRA」に決定。また、アルバム全収録曲を披露する自身初となるオンラインライブを実施することも発表した。
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アルバム名となった“AKIRA”は、福山が17歳の時に亡くなった父親の名前。6年8か月ぶりとなる本アルバムを制作していく中で福山の年齢が父親が他界した年齢に近づいてきたことから、「AKIRA」というタイトル曲が誕生。「この曲で僕自身の死生観を描くことで、表現者としてさらなる一歩を踏み出せるのではないか」という表現欲求から、自らの精神を救済するかのように生み出された魂の一曲で、アルバム全体を貫くテーマとなった。
「“生”を歌うなら、そこにリアリティーを持たせるために“死”というものと正面から向き合う作品をつくりたい」というデビュー当時から自身のソングライティングのテーマに対し、そう課題を呈しながらも、人生経験や技法などが「まだそれを表現し得る水準に達していない」と厳しい自己評価を下していた福山。キャリアを積み、年齢を重ね、デビュー30周年の節目を迎えた今、「父との別離について、30年掛かってやっと書き出すことができた。ただ、これで完結するのではなく、この楽曲は僕自身の死生観をさらに深く表現する“始まりの歌”」と、タイトル曲、アルバム全体に込めた思いを語った。
本アルバルは表現欲求に深く踏み込み、17歳の頃に体験した父親の死と真正面から向き合い、脈々と流れ受け継がれてゆく“血”を直視。「“死生観を描く”ということにフォーカスを絞り、焦点をハッキリさせたい」と覚悟を決めた30周年を迎えた福山が踏み出す新たな表現の始まりの一歩、そして、死を見つめることで浮き彫りになる生、その両極の間を時に激しく、時に優しく繋ぐ人生のさまざまな場面や思いを描いた、いろどり豊かな作品に仕上がっている。
12月27日にはアルバム収録曲全てをパフォーマンスする、自身初のオンラインライブ「FUKUYAMA MASAHARU 30th Anniv. ALBUM LIVE」を実施される。