タレントの出川哲朗が21日、都内の神田明神ホールで行われた、電動車いす等安全対策・普及推進事業「のろーよ！デンドー車いす」プロジェクト発表会に登壇した。

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　経済産業省が実施する本プロジェクトは、高齢者の移動・活動を促すだけではなく、自動車運転による事故の減少にもつながる電動車いすの利用を推進する目的で立ち上げられたもの。発表会では、出川のアンバサダー就任がアナウンスされ、出川がさまざまな電動車いすに試乗したり、実際に電動車いすを利用している高齢者に取材する様子が上映された。

　電動車いすに乗ってステージに登場した出川は、「アンバサダーに任命してもらって、うれしかった。電動車いすの魅力を分かっていただけるようにプレゼンします」と意気込みを語り、スティーブ・ジョブズのようなプレゼンを展開。4つのポイントとして、「リアルガチで便利」「リアルガチでやさしい」「リアルガチで人生が広がる」「リアルガチで家族も安心」をアピールした。

　ヘルメットが必要ないという点を紹介した際は、自身の電動バイクで旅する冠番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか？」(テレビ東京系)に触れ、「女性は髪型を気にするので、ヘルメットを嫌がる人が多い」と語り、「女性タレントさんで出てくれる方が限られている。井森美幸さんとか、鈴木奈々ちゃんがめちゃくちゃヘビーローテーションになってしまうんです」と裏話を披露した。

　最後に1番伝えたいこととして、「元気だから、出かけられるじゃない。出かけるから、元気でいられるんだ！」と発表。「とにかく乗ってくれる人にやさしく作っています。だから、どんどん広めて、おじいちゃん、おばあちゃんにポジティブな生活を送ってほしい！」と、最後までリアルガチに熱弁して退場した。