【UFC】平良達郎、5R・TKO負けで日本人初の王座戴冠ならず ヴァンの打撃被弾し続け血まみれ…堀口恭司らに続く8人目の挑戦も高い壁

フライ級世界タイトル戦では、同級3位で挑戦者の平良達郎(26=THE BLACKBELT JAPAN)が王者・ジョシュア・ヴァン(24=ミャンマー)に5R・TKO負けを喫し、日本人初のUFC王座戴冠とはならなかった。

TKO負けを喫した平良達郎【写真:(C)Imagn/ロイター/アフロ】
TKO負けを喫した平良達郎【写真:(C)Imagn/ロイター/アフロ】

ヴァンのパンチコンビネーションを被弾し流血

格闘技イベント「UFC 328:チマエフ vs. ストリックランド」(日本時間10日、米ニュージャージー州・プルデンシャル・センター)セミメインイベント フライ級世界タイトル戦

 フライ級世界タイトル戦では、同級3位で挑戦者の平良達郎(26=THE BLACKBELT JAPAN)が王者・ジョシュア・ヴァン(24=ミャンマー)に5R・TKO負けを喫し、日本人初のUFC王座戴冠とはならなかった。

 1Rから何度も相手をテイクダウンした。平良はパンチを見せながらも素早いタックルに入り、スムーズに有利な相手の上を獲るポジションに移動。グラウンドに持ち込むたびに観客からブーイングが起きていた。

 2R終了間際は危険な状態だった。これまでも多く相手のジャブを被弾していたが、膝蹴りのタイミングに合わせて右のカウンターストレートを被弾しダウン。相手に主導権を譲った。3Rも相手のペース。スタンドで何度もパンチを被弾し、タックルのタイミングで膝蹴りを被弾し顔面からは流血していた。

 4Rには息を吹き返し、自ら仕掛け、テイクダウンをする姿を見せたが、5Rにボディーフック、顔面へのパンチのコンビネーションを被弾。グラウンドに膝をついたところでレフェリーが試合を止めた。

 これまで同団体のタイトルには、堀口恭司や朝倉海など7人の日本人が挑戦していたが、突破できず。直近で2連勝している8人目の平良もかなわなかった。

 2000年1月27日、沖縄生まれの平良は16歳時に格闘技を始め、2018年にプロMMAデビュー。21年7月に修斗世界フライ級王者となった。22年にUFCに初参戦し、タイトル挑戦までのUFC戦績は8勝1敗。通算戦績は18勝1敗となっている。

【過去の日本人のUFC王座挑戦】
2000年12月16日、●山本喧一―パット・ミレティッチ
2000年12月16日、●近藤有己―ティト・オーティズ
2001年2月23日、●宇野薫―ジェンス・パルヴァー
2002年3月22日、●桜井速人―マット・ヒューズ
2003年2月28日、●宇野薫―BJ・ペン
2011年8月27日、●岡見勇信―アンデウソン・シウバ
2015年4月25日、●堀口恭司―デメトリアス・ジョンソン
2024年12月7日、●朝倉海―アレッシャンドリ・パントージャ

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