B&ZAI、31年ぶり3組目の“デビュー前”武道館公演 メンバーは涙も「伝説の始まりになるライブに」

STARTO ENTERTAINMENT所属のジュニア内グループ・B&ZAI(バンザイ)が、8日、9日の両日、東京・日本武道館公演「B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK’N’DOL- in 日本武道館」を開催した。デビュー前グループの同単独公演は、1991年のSMAPと94年のKinKi Kids(現DOMOTO)以来約31年ぶりとなり、2日間3公演で約2万7000人を動員した。ここでは9日昼公演の模様をレポートする。

2日間3公演で約2万7000人を動員した
2日間3公演で約2万7000人を動員した

ギャルに扮したコントコーナーも実施

  STARTO ENTERTAINMENT所属のジュニア内グループ・B&ZAI(バンザイ)が、8日、9日の両日、初めて東京・日本武道館公演「B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK’N’DOL- in 日本武道館」を開催した。デビュー前グループの同単独公演は、1991年のSMAPと94年のKinKi Kids(現DOMOTO)以来約31年ぶりとなり、2日間3公演で約2万7000人を動員した。ここでは9日昼公演の模様をレポートする。(取材・文=水谷賀奈子)

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 開演時間の正午になると、スクリーンにB&ZAIが日本武道館にたどり着くまでの軌跡をたどる映像が流れ、メンバーカラーのチェック柄を基調とした衣装に身を包んだ8人がメインステージに登場した。メンバーの橋本涼が「幸せを始めようぜ、武道館!」と呼びかけ、グループオリジナル曲で夏の定番ソングの『なつ♡あい』からスタート。キラキラアイドル全開の8人がタオルを振り回しながら歌った『パリピポアンセム』(WEST.)では、BaetZ(B&ZAIのファンの総称)も一緒になってタオルやペンライトを回し、会場の盛り上がりが加速した。

 矢花黎が「皆さま、大変長らくお待たせいたしました」と言って披露したのは『Ready for B&ZAI』だ。昨年夏のイベントでファンから直接ヒアリングした各メンバーの印象をもとに構成された自己紹介ソングとなっており、ラップ要素や「B&ZAIコール」も加わった、アイドルらしい魅力も際立たせる一曲となっている。メンバーは「熱くいこうぜ」「愛してる」「職業STARTOです」とそれぞれのあいさつで、ファンとコミュニケーションをはかった。

 さらに、コントコーナーが始まると、8人全員がギャルに女装して登場。金髪ミニスカギャルや黒髪ボブのギャルになりきった姿で『CANDY MY LOVE』(CANDY EIGHT)や『シンデレラガール』(King & Prince)を歌うと、ファンからは笑いとともに「かわいい~」という声も上がっていた。

 MCに入ると、初の日本武道館公演ということで囲み取材が実施された。記者に今の気持ちを聞かれると、矢花は「会場に入るまで実感がなかったのですが、初日の幕を開ける瞬間にお客さんを見て緊張しました。今は、めちゃくちゃ楽しいです」と率直に語った。続けて、川﨑星輝は「伝説にしまーす! 伝説の始まりになるようなライブにします」とにっこり。

 菅田琳寧は「目標がかなったうれしさと、メンバーやスタッフさんに感謝しています。武道館は通過点で、始まりとして未来に向かっていきたいです」と意気込んだ。バンドシーンでメインボーカルを務める橋本が「先輩たちの、バンドの文化を継承できているという事実がうれしいです」と言うと、昨日の公演で涙を流したことがメンバーによって明かされた。橋本は照れ笑いを見せつつも「涙もろくなってしまいまして……。先輩方も見に来てくださっていたなかで、きれいなペンライトとメンバーを見られてうれしかったです」と振り返った。

 また、鈴木悠仁は「日本を代表する舞台に立てて、夢のようです。その夢をもっと盛り上げて、最高の舞台にしたいです」と会場を見わたした。本髙克樹は「意味のある公演にするために、メンバーと大倉(忠義)さんとたくさん話させていただきました。大倉さんと僕で夜中の12時まで(コントの)プロットを書きました。BaetZのみなさんともっと大きな景色を見られるように頑張ります」と意気込んだ。

 MC中に27年2月公開の映画『17歳のプルーフ』で初主演を務めることを発表した稲葉通陽は「セットを見た時に国旗が掲げてあって、ワクワクしました。また戻ってこられるように精進したいと思っています」と誓った。リーダーの今野大輝は「客席からステージを見て、国旗の下を見た時に『ここでできるんだな』と思いました。伝説のライブにするために、今も頑張っています」とアピールした。

 そして、今後の予定を聞かれたタイミングで夏のツアーが決まっていることを発表した8人。ファンから大歓声が上がる中、橋本は「実は、大倉さんから最近(夏のライブについて)言われました。日本武道館を経て、僕たちがどんなライブをするのか楽しみです」と期待を込めた。

「ROCK×IDOL」というスタイルでライブを演出
「ROCK×IDOL」というスタイルでライブを演出

ラストスパートはバンド生演奏で盛り上げる

 後半戦は、グループで単独主演を務めた舞台『ANDO』のテーマ曲『Ain’t No Dream Over』からスタート。8人が時に顔を見合わせながら、笑顔で歌い踊った。

 また、今回のライブでは、メンバーの個性を生かしたソロや2~3人でのパフォーマンスシーンも組み込んでいた。川﨑が真っ赤なヒールを履いて長い手脚が際立つアクセントダンスを披露したり、菅田と本髙と川﨑がタットダンスとロックダンスに挑戦したり、メンバーが楽曲中に大胆なアクロバット技を披露したり、矢花が三味線を演奏する周りで7人が歌ったりとさまざまな演出でグループの強みを見せつけた。

 ラストスパートは『アンセム』(SixTONES)で始まり、途中からバンドに切り替わる演出でB&ZAIの“ROCK”な一面があらわになった。グループのオリジナル曲『First Beat』に加えて、『LOVE YOU ONLY』(TOKIO)や『無責任ヒーロー』(SUPER EIGHT)といった、日本武道館を経験してきた先輩たちの名曲を“継承”の思いを込めて届けた。続けて、今野のソロで始まった『Love so sweet』(嵐)や橋本と鈴木のツインボーカルによる『BLACK FIRE』(NEWS)、『象』(SUPER EIGHT)などは、メンバーが楽器を演奏しながら会場を走り回り、よりパワフルなパフォーマンスとなった。

 矢花がスポットライトに照らされると「武道館は、バンドの聖地と言われています。このグループで立たせていただくということは、バンドをやってきた先輩たちが立ってきたということで、また別の思いがあります。そして、(ここにいるのは)愉快な仲間たちです。おフザケしている7人ですが、バシッと決めてくれるメンバーです。いつもありがとう!」と感謝の言葉を口にした。

 加えて「そんな我々の新曲を今回もう一曲いただいています。それでは聞いてください」と言い、グループオリジナルの新曲『Braver』をセンターステージで歌った。壮大な世界観の中で自身を鼓舞するメッセージを込めた応援歌となっており、8人で力強く歌い上げ、矢花は涙を流していた。メンバーが「みなさんのおかげで夢を一つかなえることができました。これからも僕らと一緒に最高の夢をかなえていきましょう」と呼びかけると、熱い思いを受けて涙を流すファンも見られた。

 8人が横一列で手をつないだ状態で一度はステージを後にするも、「B&ZAI」コールが会場に響き、8人が再び登場した。そして、2回目の『なつ♡あい』を歌い、「僕たちの師匠に捧げさせていただきます」と『JUMBO』(TOKIO)を演奏した。平成感を意識した疾走感あふれるオリジナル新曲『衝動 Never end』では、最後の最後まで熱いパフォーマンスを届け、会場の盛り上がりは最高潮に達した。そして、メンバーとBaetZによる手拍子と「バンザーイ!」のかけ声で会場が一つになったところでライブは終了となった。

 なお、囲み取材中に発表された夏のライブは、東京・Kanadevia Hallにて7月25日~8月4日での開催となる。ライブのタイトルは未定で、詳細は追って発表されるという。

次のページへ (2/2) 【写真】B&ZAIの日本武道館公演のアザーカット
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