春風亭昇太、『笑点』100周年に意欲 長寿の秘訣は“不変”「ガラパゴス諸島みたい」
落語家の春風亭昇太が8日、東京・京王百貨店新宿店で行われた「笑点60周年特別展」の開会セレモニーに、三遊亭好楽、林家たい平、桂宮治と共に登壇。笑点メンバーが、放送60周年を記念した特別展の初日を飾った。

林家たい平は“おじいちゃん達の楽園”と表現
落語家の春風亭昇太が8日、東京・京王百貨店新宿店で行われた「笑点60周年特別展」の開会セレモニーに、三遊亭好楽、林家たい平、桂宮治と共に登壇。笑点メンバーが、放送60周年を記念した特別展の初日を飾った。
同展は、8日から19日まで京王百貨店新宿店7階大催場で開催。会場には、巨大年表で番組の歩みをたどる年表エリアや、テレビ画面越しにしか見ることのできない小道具を間近で見られる展示エリア、さらに「笑点シアター」では、歴代司会者たちによる名場面や爆笑回答を厳選した貴重映像が上映される。
展示品は約200点に及び、見どころを問われた昇太は「年表は世の中の出来事と一緒に展示されていて、ビートルズが来た時に『笑点』が始まったのか、パンダが来た時はこのときか……って。世の中とリンクしていたので楽しかった。60年やるのってすごいなって思った」としみじみと語った。
続けて、60周年の節目については「40周年の時に入って、20年携われている」と振り返り、「歴史ある番組に参加できてうれしい。60年やってるってことは、前から重ねてきた歴史があるからだなって感じました」と感慨深げな表情を見せた。昇太にとって『笑点』とは何かと聞かれると「落語ですかね」と回答し、「落語だけでやっている番組ってない。伝統や文化を伝えていけるっていうのは、ありがたく思います」と話した。
今後、何十周年を目指したいかという質問には「100周年です!」と昇太。続けて「長く続けていただければありがたい。たぶん続くと思う」とし、「『笑点』って変わらないのがいいと思う。面白いことを言ったら座布団を渡す、そうじゃなかったら取る。この1つのルールだけ。ずっと同じことをやり続けている」と番組の本質に言及した。
さらに、「ほかの番組はみんな進化したんですが、『笑点』だけは進化しなかった。ガラパゴス諸島みたいになって、ほかの地域では見られない不思議な生き物が見られる。それがいいんだと思う」と番組の魅力を語り、会場の笑いを誘った。
この言葉を受け、たい平は「小遊三師匠、好楽師匠っていう僕たちの先輩たちが、お年を召しても馬鹿を言い続けるのをずっと見たい」と言い、「『笑点』は、唯一残されたおじいちゃん達の楽園みたいな。師匠たちには長生きしてほしい」と愛を口にした。
最後に、どんな人に『笑点』を見てほしいかという問いに、昇太は「年齢問わず、柔らかな笑いを届けたい」と笑顔を見せ、「この方とか、若い人たちとかじゃない。ほんわか見ていただければうれしい」と幅広い世代への思いを述べていた。
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