大竹しのぶ、井上瑞稀の“3秒”への執念に「感動した」 動画撮影共有も「1ミリも曲げられない」と苦笑い

俳優の大竹しのぶが5日、都内で行われたMusical『GYPSY』取材会に、田村芽実、井上瑞稀(KEY TO LIT)、富田鈴花、今井清隆とともに登壇。初日を翌日に控えた心境や、再演ならではの手応えを語った。

取材会に登壇した大竹しのぶ(左)と井上瑞稀【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に登壇した大竹しのぶ(左)と井上瑞稀【写真:ENCOUNT編集部】

再演『GYPSY』に手応え「より深く細やかに気づくことが」

 俳優の大竹しのぶが5日、都内で行われたMusical『GYPSY』取材会に、田村芽実、井上瑞稀(KEY TO LIT)、富田鈴花、今井清隆とともに登壇。初日を翌日に控えた心境や、再演ならではの手応えを語った。

 本作は、バーレスク・エンターテイナーのジプシー・ローズ・リーの回顧録を基に、“究極のショービジネスマザー”と称される母・ローズの半生を描くミュージカル。1959年の初演以来、トニー賞やローレンス・オリヴィエ賞ベストリバイバルを受賞するなど世界中で愛され続けており、日本では2023年にクリストファー・ラスコム氏の演出、大竹主演で上演され好評を博した。26年版でも同演出のもと、大竹が再びローズ役に挑み、娘をスターにすることを夢見て突き進む母親の姿を、パワフルかつチャーミングに描き出す。

 初日を前に報道陣の取材に応じた大竹。「2回目できることがすごくうれしくて、前にできなかったことができるチャンスをもらえたことがうれしい」と笑顔を見せ、「新しい仲間とともにさらなる高みを目指して頑張ってきたので、いよいよ幕が開くのが楽しみです」と意気込みを語った。

 3年ぶりにローズ役を演じることについて「音楽が本当に素晴らしくて、オーケストラが入ると子どもたちでさえも動き出さずにはいられない高揚感があります」と魅力を説明。「今回は2回目ということで、より深く細やかに気づくことがたくさんあって、これが再演の意味なんだと思いました」と語り、「こういう作品に出会えたことが幸せ。ワクワクします」と充実感をにじませた。

 稽古場でのエピソードとして、井上の姿勢にも言及。舞台転換の中でソファーの敷物を整える場面があるといい、「たった3秒なんですけど、休憩中もずっと練習している姿がモニターに映っていて、すごく感動しました」と明かし、「たった数秒や一言の積み重ねが大きなものを生み出すと教えてもらいました」と語った大竹は、井上の姿を動画で撮影して共演者に送ったという。

 これに井上は「曲がっていると、しのぶさんが『芝居がうまくいかない』と言うので、1ミリも曲げられないと思って」と苦笑い。「動画を待ち受けにして、曲がらないようにしています」と応じ、大竹も「今日曲がりそうだな」と笑いを誘うなど、息の合ったやり取りで会場を和ませた。

 最後に大竹は「不安定な時代だからこそ、音楽やお芝居に触れて元気になってもらいたい。私たちが作った作品をド直球で届けたいです」と呼びかけ、「ぜひ劇場に足を運んでください」とアピールした。

 Musical『GYPSY』は、5月6日~24日(8・14・18日は休演)に東京・日本青年館ホールで上演。その後、愛知、福岡、大阪でも公演が予定されている。

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