株式会社「医師のとも」が、1046人の医師を対象に「お金に関するアンケート調査」を実施。新型コロナウイルス感染症拡大を受け、年収の増減予測の結果などを発表した。

　20代～90代の医師会員1046人を対象に実施されたアンケートでは、世代別の「2019年年収」も調査。20代は86%が年収1000万円以下、30代は半数以上の52%が1001万円～1500万円、40代～60代は25%前後が年収2000万円以上であることが判明した。

　新型コロナウイルスの感染拡大は年収に影響を与えるのか。「年収は増える」と予測したのは、全体のわずか4％。20代～40代は「変わらない」、50代以上は「年収は減る」と予測する回答が多くなった。

「年収は減る」と予測された理由については、1位が「業績悪化によって賞与や手当が減ったため」、2位が「残業やアルバイトの頻度が減ったため」、3位が「職場や勤務形態を変更したため」となっている。