EXIT、解散危機の過去を告白 コンビ継続の理由は「漫才で飯を食えるようになった」
お笑いコンビ・EXITが、単独ライブ『はつたんどく』を東京・有楽町よみうりホール(4月19日)と大阪・なんばグランド花月(6月21日)で開催する。笑いの殿堂・なんばグランド花月での開催は今回が初。りんたろー。と兼近大樹が取材会で、漫才に対する思い、コンビの解散危機について語った。

東京と大阪で単独ライブ『はつたんどく』を開催
お笑いコンビ・EXITが、単独ライブ『はつたんどく』を東京・有楽町よみうりホール(4月19日)と大阪・なんばグランド花月(6月21日)で開催する。笑いの殿堂・なんばグランド花月での開催は今回が初。りんたろー。と兼近大樹が取材会で、漫才に対する思い、コンビの解散危機について語った。
2017年結成のEXITは、18年に吉本興業所属芸人として史上最速となる結成11か月での単独ライブを初開催している。『はつたんどく』というタイトルについては、考案者の兼近が「(過去に)47都道府県ツアーで全国を回らせてもらっているにもかかわらず、意外と“ネタをやっていない人”と思われることが多い。こんだけやって、まさかネタをやっていないと思われているなんて想像していなかった。やってないと思っている人たちに向けて、『初単独だと思って来てください』という思いを込めました」と説明した。
オール新ネタで、漫才3本、コント2本を製作しており、歌唱コーナーも予定しているという。メインでネタ作りを担当するりんたろー。は、「毎回、単独ライブはコントも入れている。EXITのコントを見られるところは貴重だと思っているので、楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールした。
EXITは17年から毎年、『M-1グランプリ』に出場している。漫才へのこだわりを聞くと、りんたろー。が「素のままで、マイクが1本だけ、2人の立ち話で笑いを起こせるというのは、本当にかっこいいことだと思う。そういう姿を兄さん方が見せてくれて、憧れがありました」と話し、「いろんな仕事をやらせてもらっていますが、数分、誰にも邪魔されずに2人の思うことを表現できるのは漫才だけ。その貴重さが身に染みて分かってきたので、そういうものをやり続けられていたらいいなと思っています」と心境を語った。
兼近も「地盤であり本業です」と力強く語り、「変な話、これ(漫才)だけあれば成立するのが、コンビであり漫才師。芸人なので、本当にそれだけですね。他は、漫才師をやっている中に付属でついてきたものでしかない。ただそれだけです」と特別な思いを示した。
開催発表時にりんたろー。は、「どう考えても今のEXITが一番いい状態である」と明言。その理由を聞くと、「去年まで(兼近が)『結果が出なかったらEXITを辞める』と言っていた」と解散危機を告白し、「でも、『やっぱり辞めない』と言ったので、じゃあ今が1番いいのかなって」と思いを伝えた。
兼近は、25年にコンビに区切りをつける予定だったことを説明し、「それはコンビ組んだ時から決まっていた。期間限定というか『一旦やってみよう』と誘われて始まったので、いつかは辞めるだろうと思っていた」とコメント。「芸人で飯を食えなかったら、芸人としてあまり意味がないので辞めようと思っていたけど、想像以上に漫才で飯を食えるようになったし、劇場にもすごく呼んでもらっている。じゃあ一緒に続けたほうがお互いのためになる。(りんたろー。は)結婚されてお子さんもいるので、いきなり無職にさせるわけにはいかない。漫才師としてやっていけると思ったのが去年で、それで続けようとなりました」とコンビ継続の理由を述べた。
りんたろー。は、「僕は意味が分からなすぎて、そこに向き合えていなかった。見ようともしていなかった。やっと、かねち(兼近)がどんなことを考えているのか自分なりに考え始めた。理解を深めるという意味では今が一番いい状態です」と言及。「もちろんキャラクターはあったのですが、やはりコンスタントに『ネタパレ』とかでネタをやって出てきたと思っている。そこ(漫才)は地盤ですよね」と兼近と同じ思いだった。
兼近は漫才という地盤を築いたことで心境に変化があり、「テレビの仕事でも、『これはやりたくねぇや』というのがあったんですけど、去年くらいから『やってみます』『1回出てみます』と柔らかくなって、いい意味で適当になった。漫才師としてやっていけるので、『別になんでもいいや』となって、すごく楽になりました」と笑顔。今後は「相当なトラブルがない限り解散はない」と断言すると、りんたろー。は「仕事やネタでぶつかることはあるんですけど、『かねちと揉めちゃったよ』と嫁に話したら、『あんたの意見はどうでもいいから譲って。かねちが辞めるっていったらどうするの?』と言われました」と妻である本郷杏奈の反応に苦笑いを浮かべた。
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