親友の結婚がきっかけで婚活スタート…結婚相談所で知り合った男と結婚した女の末路

「人生100年時代」――。そんな言葉をよく耳にするようになった。人生をより豊かで充実させるために、“パートナー”は大切な存在。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による未曾有の事態の最中、恋人になかなか会えなかったり、婚活もままならないという人も多いだろう。平成最後の年に駆けこんだ結婚相談所で出会った男性と、コロナ禍を乗り越え、結婚にたどり着いた女性に話を聞いた。

いつかは結婚したい…そう思って気づけば40歳まであと2年

「人生100年時代」――。そんな言葉をよく耳にするようになった。人生をより豊かで充実させるために、“パートナー”は大切な存在。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による未曾有の事態の最中、恋人になかなか会えなかったり、婚活もままならないという人も多いだろう。平成最後の年に駆けこんだ結婚相談所で出会った男性と、コロナ禍を乗り越え、結婚にたどり着いた女性に話を聞いた。

 都内の広告代理店で働く立山奈津子さん(仮名、38歳)は、バリバリ働くキャリアウーマン。休日は趣味の旅行とゴルフを満喫し、充実した“独身生活”を過ごしていた。しかし、あることがきっかけで婚活を始める。

「学生の時からの親友が結婚したんです。毎週のように私と飲み歩いたりゴルフしたりしていたのにいつの間に彼氏ができたのか……。職場の上司に紹介された人と結婚して、そのまま海外に転居。急に心にポッカリ穴があいて、同時に焦りを感じました。結婚願望がなかったわけじゃないけど、『いつかできたらいいな』くらいにしか思っていなかったから。恋人もいないのに(笑)」

 意を決して始めた婚活。“短期集中型”という奈津子さんは、同僚に紹介された結婚相談所に登録する。結婚相手に求める条件は「高身長、旅行好き」ということだけで、それ以外のことは特に重要性を感じなかったという。数名の人と「お見合い」をし、登録して半年で現在の旦那、智さん(仮名、39歳)と真剣交際することとなる。

「身長185センチ、大手メーカーで働くサラリーマンで年齢は1つ上。旅行が趣味ということ以外に、ゴルフとお酒が好きということも同じ。こんなに自分の理想に近い相手とは、なかなか出会えないし、結婚相談所に登録して本当に良かったとその時は思いました」

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