SUPER BEAVER・渋谷龍太、演技初挑戦で新人賞受賞 共演陣が初対面の印象ぶっちゃけ「本当のヤクザの方かな…」「たぶん俺殺されるな」
ロックバンド・SUPER BEAVERの渋谷龍太が17日、都内で行われた『第68回ブルーリボン賞(2025年度)』の授賞式に登壇。映画『ナイトフラワー』での演技が評価され新人賞を受賞した。

映画『ナイトフラワー』で麻薬販売人の元締めを熱演
ロックバンド・SUPER BEAVERの渋谷龍太が17日、都内で行われた『第68回ブルーリボン賞(2025年度)』の授賞式に登壇。映画『ナイトフラワー』での演技が評価され新人賞を受賞した。
演技初挑戦となった同作で麻薬販売人の元締めという役を熱演。賞状を受け取った渋谷は、「音楽を20年やっていまして、正直音楽しかしてこなかった。お芝居をさせていただく機会をいただいて、名誉ある賞までいただけたというのは、自分の中でびっくりすることであります」と心境を語った。
監督をはじめとするスタッフ、共演者、ファンに感謝すると、「20歳くらいの時にメジャーに行って、2年くらいでクビになって、30歳手前までアルバイトしながら生計を立てて、ようやく音楽でご飯を食べられるようになりました」としみじみ。「賞とは無縁の人生を歩んできましたが、一番最初にいただけた賞がこのような賞であることは、うれしことだとすごく実感しています」と喜びを表現し、今後の俳優業にも意欲的な姿勢を見せた。
バンドマンが演技に挑戦することについては、「違和感があって、お芝居を実直にやられてきた方たち、映像を一生懸命作っている方々の中にポッと入ることは抵抗があった。以前から実はお話をいただいたりもしていたのですが、お断りさせていただいていました」と吐露。「ただ、20年やってバンドマンという軸がぶれることがないと自分の中で思ったときに、もしも声をかけていただけるのならば挑戦したいという気持ちになり、やらせていただきたい」と俳優業挑戦の経緯を明かした。
同作で共演した森田望智は、助演女優賞を初受賞。渋谷との初対面を回想し、「一番最初のシーンから怖くて怖くて、『本当のヤクザの方かな……』と思っていた。口数も少なかったので、『どうされているのか?』と思っていたら、震えて緊張されて現場にいらっしゃって、ものすごくピュアで真面目で誠実な方でした。そこからは怖さもかわいらしいと思うようになって打ち解けられました」と語った。
『爆弾』で助演男優賞を受賞した佐藤二朗は、楽屋の隣が渋谷だったそうで「隣(の楽屋)が渋谷さんで『あ、たぶん俺、殺されるな……』と思ったら、すごく腰の低いあいさつをしてくださった」と漫談のようなトークを繰り広げて爆笑をとっていた。
1950年に創設されたブルーリボン賞は、映画に取り組む姿勢や人柄も選考に含まれるのが特徴でスポーツ紙記者が選考している。例年、前年度の主演賞受賞者の2人が司会を務めており、今年は山口馬木也と河合優実が担当した。
<第68回ブルーリボン賞(2025年度)受賞結果>
作品賞:『国宝』
監督賞:山田洋次『TOKYOタクシー』
主演男優賞:妻夫木聡『宝島』
主演女優賞:広瀬すず『片思い世界』『遠い山なみの光』『ゆきてかへらぬ』
助演男優賞:佐藤二朗『爆弾』
助演女優賞:森田望智『ナイトフラワー』
新人賞:渋谷龍太『ナイトフラワー』
外国作品賞:『教皇選挙』
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