R-1王者・街裏ぴんく、初ミュージカルに挑戦 座長・松岡充の励ましに「泣いてもた」
東京・サンシャイン劇場で15日から開幕のミュージカル『Vol.M UME‐今昔不届者歌劇‐』(23日まで)の初日囲み取材が同日行われ、主演のSOPHIA・松岡充や初めてのミュージカル出演となるお笑い芸人の街裏ぴんくらが参加し、出演の抱負を語った。

東京・サンシャイン劇場で開幕『Vol.M UME‐今昔不届者歌劇‐』に出演
東京・サンシャイン劇場で15日から開幕のミュージカル『Vol.M UME‐今昔不届者歌劇‐』(23日まで)の初日囲み取材が同日行われ、主演のSOPHIA・松岡充や初めてのミュージカル出演となるお笑い芸人の街裏ぴんくらが参加し、出演の抱負を語った。
『Vol.M UME‐今昔不届者歌劇‐』は、松岡と劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が立ち上げて8年前に初演した『Vol.M』のリメイクで、現代と江戸時代を行き来する復しゅう劇。松岡は妻をひき逃げされた元バンドマンの梅本と後に将軍・徳川吉宗となる新之助を、街裏は怪しい保険屋の角田と新之助の相棒・左太夫との2役を演じる。
一昨年『R-1グランプリ』を獲得した街裏は、まず「R1グランプリチャンピオンです。角田と左太夫をやらせていただきます小林亜星と申します」と漫談風の自己紹介で場を和ませ、「初めてのミュージカルで本当にうれしくて。稽古場で通しで見ていると、日々の生活で腹が立つことがあっても、大切な人を思い浮かべて踏みとどまることがあります。自分にとっての大切なものは何かを考えさせられました」と出演の抱負を語った。
松岡は街裏の役作りについて「初舞台とは思えない。空間を操る力がすごいです」と太鼓判を押し、「引き出しがすごいから、演出の丸尾さんもぴんくさんにばっかり演出つけるんですよ。僕ら放ってかれてる(笑)」とコメント。「ぴんくさんの動画もライブも好きで、笑いが『楽しかったね』じゃなくて、ちょっと恐怖を感じるんです。だから今回ラブコールしました」と語った。
街裏は自分の役どころを「復しゅうのシナリオを梅本にたきつけて、どんどん殺させていく悪い奴です。江戸時代でも松岡さんの新之助を裏切るというか、どんどんたきつけていく」と悪役ぶりをアピール。また松岡も「誰の心にもちょっとある、人の心の中の悪が具現化したような役です。その悪がどこから生まれたのか、善が産んだ悪かもしれない、というところまで1人で表現してくれています」「これからどんどんドラマとか映画とか、脚本もやり出すんちゃうかな」と期待を寄せた。
そして松岡は「丸くん(丸尾)が『もっともっと』ってなるんですよ。で、ぴんくさんがすごく自信をなくしてて『丸くんは「もっとこの人できる」と思うから言うんやで』って声かけたら、『そうですか!』って泣いてたんです」と街裏の“男泣き”エピソードを明かす。街裏も苦笑いしつつも、「本読みの時から足を引っ張っている自覚があって、泣いてもた。それくらい全力でやってました。丸さんのお褒めの言葉がどれだけうれしかったか」と振り返った。
最後に松岡は「今回は皆さんが、あたたかい気持ちになって帰ってもらえるエンディングを目指しました。『これが楽しいかな?』『この優しさはどう?』と皆で集結して作り出した作品です。同じアンテナを持っている方に一人でも多く届いてほしいです」と、アピールした。
本作は東京公演の後、大阪(2月27日~3月1日 クールジャパンパーク 大阪TTホール)、和歌山(3月7日 紀南文化会館大ホール)でも上演される。
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