【新日本】棚橋引退後初のビッグマッチ開催 辻陽太、IWGPヘビー初防衛戦は怨敵ジェイク・リー
2026年の1.4東京ドームで、長きにわたり団体を牽引してきた“エース”棚橋弘至が引退し、歴史の転換点を迎えた新日本プロレス。その余韻が色濃く残る中、11日にビッグマッチ『ミクチャpresents THE NEW BEGINNING in OSAKA』が大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で開催される。

新日本プロレスの2.11大阪府立体育会館の見どころを解説
2026年の1.4東京ドームで、長きにわたり団体を牽引してきた“エース”棚橋弘至が引退し、歴史の転換点を迎えた新日本プロレス。その余韻が色濃く残る中、11日にビッグマッチ『ミクチャpresents THE NEW BEGINNING in OSAKA』が大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で開催される。
大会のトリを飾るのはIWGPヘビー級王者の辻陽太が、初防衛戦でジェイク・リーを迎え撃つ大一番だ。辻は1.4東京ドームでKONOSUKE TAKESHITAを撃破し、IWGP世界ヘビー&IWGP GLOBALヘビーの2冠王に君臨。しかし試合後、同大会でUNITED EMPIREの新メンバーとして、長期欠場から約1年4か月ぶりに復帰したジェイクが襲いかかり、王者に宣戦布告した。
辻をはじめとする無所属は前年10月からBC WAR DOGSと共闘し、UNITED EMPIREと抗争を展開。そして年が明け、UNITED EMPIREがジェイクの新規加入など戦力を補強すると、無所属&BC WAR DOGS連合軍はさらに団結を図るべく新ユニット・Unbound Co.を結成。両軍の覇権争いは新局面を迎え、遺恨が勃発した辻とジェイクを軸に過熱の一途をたどっている。
なお、辻は1.4東京ドームの戦前の公約どおり、21年にIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルの統一王座として産声を上げたIWGP世界ヘビーの“解体”を、会社に直談判。これが受理され、1987年から長らく新日本最強の証であったIWGPヘビーを復活させた。今回はこの由緒ある団体の至宝を懸け、ジェイクと雌雄を決する。
全日本プロレスで三冠ヘビー、プロレスリング・ノアではGHCヘビーを戴冠しているジェイクにとって、今回はメジャー3団体のグランドスラムが懸かった戦いとなるだけに期するものは大きいはず。辻はこの一筋縄ではいかない挑戦者を撃破し、新しい新日本の先導者として力を示すことはできるのか。
セミファイナルではIWGPタッグ王者のKnock out brothers(Yuto-Ice&OSKAR)が3度目の防衛戦で、海野翔太&上村優也組と対決。K.O.Bは25年8月に海外修行から凱旋帰国すると、その勢いを駆って9.28神戸ワールド記念ホールで石井智宏&タイチからIWGPタッグを奪った。以降、タッグ戦線に大きな熱を巻き起こし、『東京スポーツ制定 2025プロレス大賞』のベストタッグを受賞している。
対する海野&上村組は1.19後楽園ホールで、K.O.Bへの挑戦権を懸けた石井&タイチ組との一戦に勝利。K.O.Bには昨年の10.13両国国技館のIWGPタッグ王座戦、同年末の『WORLD TAG LEAGUE 2025』公式戦と連敗を喫しているだけに、ここで3度目の正直を成し遂げたいところ。強い絆から繰り出す鉄壁の連携、そしてIceのカリスマ性あふれるマイクアピールでファンの支持も急上昇中の王者組の牙城を、どう打ち崩すのか。

ウルフアロン初防衛戦! EVIL退団後のH.O.Tを背負う成田蓮の魔の手を逃れるか
1.4東京ドームのプロレスデビュー戦でEVILの無法殺法を切り抜け、衝撃のNEVER無差別級王座戴冠を果たしたウルフアロンは、成田蓮との初防衛戦に出陣する。
EVILが創設した極悪ユニット・HOUSE OF TORTUREのメンバーである成田は、1.5大田区総合体育館でウルフを凶器で襲撃し、「次は俺だ!」と傍若無人に言い放った。成田は猟奇的な面がクローズアップされるが、投げ技や関節技も備えた強豪。さらにEVILが1月末で新日本を退団した今、H.O.Tを背負う立場として、どんな手を使ってでもNEVER強奪を目論んでいるのは間違いない。スーパールーキーにとって試練の防衛戦となりそうだ。
また、NEVER無差別級6人タッグ王座戦では、王者組の後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&ボルチン・オレッグが前王者組のザック・セイバーJr.&大岩陵平&ハートリー・ジャクソンとダイレクトリマッチに臨む。前回、後藤にピンフォール負けを喫した新世代の大岩が、そのリベンジを胸に仲間たちと共にベルト奪還を目指す。
4大タイトルマッチを中心に注目のカードが並んだ大阪決戦。棚橋引退後初のビッグマッチは“THE NEW BEGINNING”の大会名が示すとおり、新たな始まりを感じさせる激闘が浪速の地を熱く焦がすことだろう。
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