中村雅俊、『俺たちの旅』“カースケ”とそっくりに「何でも屋になっちゃった」
俳優の中村雅俊が31日、都内で行われた映画『五十年目の俺たちの旅』(公開中)の「中村雅俊生誕記念舞台あいさつ+ギネス世界記録認定式」に登壇。芸能生活を振り返った。

明日で75歳「1日を精一杯生きるの大事」
俳優の中村雅俊が31日、都内で行われた映画『五十年目の俺たちの旅』(公開中)の「中村雅俊生誕記念舞台あいさつ+ギネス世界記録認定式」に登壇。芸能生活を振り返った。
1975年10月から放送されたドラマ『俺たちの旅』(日本テレビ系)。同作は、中村演じるカースケ(津村浩介)、秋野太作演じるグズ六(熊沢伸六)、田中健演じるオメダ(中谷隆夫)による青春群像劇だ。ドラマ放送終了後も、人生の節目ごとにスペシャルドラマが作られたが『四十年目』は実現していなかった。この度、約20年ぶりに劇場版として続編が製作され、3人の物語が初めてスクリーンに登場することになった。
明日2月1日で75歳を迎える中村は、真っ赤なスーツに身を包んで登場。1日早く誕生日を祝福されると「本当におめでたいんですか?(笑)」と苦笑し、「気がついたら75歳で。世の中的に言ったらおじいちゃんの年齢です」とコメントした。約50年もの間、自身の中にカースケがいた思いについては「50年ってなると、ちょっと感慨深いですね」としみじみ。
カースケから影響を受けたことを聞かれると、ドラマのせりふ「俺はきょう1日を精一杯生きられればそれでいいんだよ」を挙げ、「明日75歳になりますが、この考え方は今だからこそ通じるものがあるのかなって。つくづく1日を精一杯生きるの大事だって思って、最近生きてますね」と話した。また、作中では、何でも屋的な「なんとかする会社」を設立しており、これと現在の自身を照らし合わせ「俺も何でもやってるなって。役者で始まったけど、歌って曲を作って、ナレーションもやってる。何でも屋になっちゃったなって。カースケにそっくりなのを発見して、ちょっと苦笑した」と笑みを浮かべた。
イベントには、秋野と田中がサプライズ登場する場面もあり、中村は2人とガッチリ握手。田中と秋野からは、衣装について「派手だね」「なんだよその赤は! びっくりして声も出ない」とツッコまれており、観客はこのやり取りに笑顔を見せていた。中村は「3人あわせて230歳ですよ。老人だらけの映画です(笑)」と言って笑わせ、「でも、ちゃんと精神は青春物になっています。そのつもりでやっていましたから」とアピールした。
この日は、ドラマ放送から50年目を迎え「テレビドラマシリーズのメインキャストが同じ配役で映画化されたまで最長期間」として、ギネス世界記録認定式も執り行われた。認定が発表されると、中村は「ひと事の話ですけど……」と口を開けて驚き、「50年前はただただ楽しいドラマ撮影だった。これが青春ドラマの金字塔みたいな言われ方するとはつゆ知らず、月日が流れましたね」と感慨深い表情で語っていた。
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