「演じすぎない」小瀧望が語る役作りへのこだわり 主演・志田未来の凄みと現場での“子育て”感覚
志田未来主演のTBS系連続ドラマ『未来のムスコ』(火曜午後10時)に出演中のWEST.小瀧望。TBSドラマ初出演の反響や、子どもたちに囲まれた撮影現場での心境、そして「演じすぎない」ことを意識した役作りなどを語った。

身近な反響に感じた手応え
志田未来主演のTBS系連続ドラマ『未来のムスコ』(火曜午後10時)に出演中のWEST.小瀧望。TBSドラマ初出演の反響や、子どもたちに囲まれた撮影現場での心境、そして「演じすぎない」ことを意識した役作りなどを語った。
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本作は『マルモのおきて』(2011年・CX)の脚本などで知られる阿相クミコ氏と、黒麦はぢめ氏による人気コミック「未来のムスコ~恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた!」(集英社『ヤンジャン+』連載)が原作。恋も仕事も夢も崖っぷちのアラサー女性・汐川未来(志田)のもとに、“未来のムスコ”だと名乗る男の子・颯太(天野優)が現れたことから始まる、時を超えたラブストーリーだ。
小瀧は、未来の夫で颯太の父である“まーくん”候補の一人で、園児や保護者たちから“まー先生”と親しまれている保育士・松岡優太を演じている。
――今回がTBSドラマ初出演。TBSドラマには、どんな印象を持っているのか。
「TBSドラマは、面白い作品が多い印象があります。名作や話題作も多いですし、最近の日曜劇場もよく見ています。重岡(大毅)が出演していた『#家族募集します』(2021年)も見ていました」
――今回は保育士役。重岡も息子がいる父親を演じていたが、子どもに縁がある。
「確かにそうですね。僕らWEST.で『ひらめけ!うんぴょこちゃんねる』(TBS)という番組をやっているのですが、そのつながりで、重岡の息子役を演じていた佐藤遙灯くんがスタジオに来てくれたこともありましたし、優くんも来てくれて。すごくほほ笑ましいですし、純粋にかわいいなと思います」
――本作について、周囲からはどんな反響があるのか。
「第1話の放送が終わってすぐに、普段お世話になっているスタッフの方に会った時に『すごく面白かった』と言ってもらえました。最近は、メンバー同士で『ドラマを見たよ』と言い合うこともあまりなくなってきたんですが、神山(智洋)が『のんちゃん、ドラマ面白かったよ』と声をかけてくれて。シンプルにうれしかったですね。メンバーがそう言ってくれると、自信にもなります。
僕自身も第1話を見て『すごく面白いな』と思いました。普段、家にいる時は自分たちのYouTubeチャンネルを見ていることが多いんですが、最近はTVerで『未来のムスコ』ばかり見ています。見るたびにお気に入り登録の数が増えているのがわかって、それもすごくうれしいです」
優しく包容力のある存在、松岡優太とは
――本作の脚本や原作を読んで、どんな感想を持ったのか。
「原作は本当にたくさん読ませていただきました。とても心が洗われる物語で、何度も涙を流しながら読んでいました。それくらい未来に感情移入しましたし、颯太の純粋な行動や言葉にグッときて、すごく好きな漫画です。
その原作の良さを、ちゃんと踏襲できていたらいいなと思ってますし、ドラマとしてもしっかりハマっている感覚があります。漫画の持っている世界観を、そのままドラマにも反映できているのではないかなと感じています」
――ご自身が演じる松岡優太の人物像は?
「優太は叔父(松岡良純役、マキタスポーツ)が園長を務めている保育園で働く保育士です。すごく優しくて、安心感があって、少し包容力もある。『こういう友達がいたらいいな』『こういう先生がいたらいいな』と思えるような、和やかで優しいお兄ちゃんのような存在だと思います」
自信がなかったからこそ感じた、子どもたちの力
――優太を演じるにあたって意識していることは?
「とにかく“ラフでいること”です。セリフをきっちり覚えることももちろん大事ですが、『松岡優太にならなければ』と強く意識し過ぎないようにしています。その自然さが、結果的に安心感につながればいいなと思っています。
なので、セリフとして言葉を発するというよりも、体からすっと言葉が出てくるような感覚を大事にしていて。あまり演じ過ぎないように意識しています」
――子どもたちに囲まれての撮影は?
「プライベートでは、姪っ子と甥っ子の2人をかわいがっているんですが、正直、最初はすごく不安でした。以前、お子さんを1日預かる番組をやらせてもらった時に、僕が全然機能しなかったことがあって、その印象がこびり付いていて。自分が保育士として子どもたちの面倒を見る役を演じられるのか、自信がなかったです。
でも、颯太くんが『まー先生』って言って寄ってきてくれて。保育園の子どもたちもすごく活発で、どんどん近づいてきてくれるんです。もし消極的な子たちだったら、きっとメンタル的にダメージを受けていたと思うので、本当に子どもたちに助けられているなと感じています」
「完璧です」志田未来のすごさ
――主演の志田に対する印象は?
「完璧な方です。
子どもたちと一緒のシーンでは、どうしても何回かNGが出てしまうことがあるんですが、いざ子どもたちがうまくできた瞬間、一気に大人側に緊張感が走るんです。『ここで僕らがNGを出すわけにはいかないな』って(笑)。
そんな中、僕がたまにNGを出してしまうことがあるのですが、未来さんは一度もないんです。セリフを言いながらも、颯太と遊んで、『こうなんだよ』と教えながら自然にお芝居をされていて。本当にすごいなと思います」
――未来と優太は“中学時代の同級生としての距離感”を出す上で、意識していることや、撮影現場で志田から刺激を受けている部分はあるのか?
「僕がこの仕事を始める前から、志田さんのご活躍を見てきたので、そこに関しては大船に乗ったつもりで撮影現場に立たせていただいています。第1話を見ていても、気づいたら志田さんのお芝居に引き込まれている自分がいました」
――颯太役の天野への印象は?
「優くんはいい意味で本当に人たらしです。物怖じしないですし、人が好きなんだろうなというのが伝わってきます。未来さんやまーくん候補の三人には特に懐いている印象があります。
撮影中、カメラのセッティングで少し時間が空くと、『ぎゅー』って言いながら抱きついてきてくれたりして。そのたびに、みんながどんどん優くんの沼にハマっていくんです。
子どものパワーについていくのは大変なこともありますが、同時に癒やしの時間でもあります。ただ自由にさせるだけではなくて、教える時はちゃんと教える。もちろん本当のお母さんやお父さんには及びませんが、『こういう時はこうなんだよ』『今は頑張るんだよ』と、みんなで子育てをしているような感覚があります」
未来と颯太の世界が広がっていく第3話
――志田や天野との共演シーンで印象に残っているエピソードは?
「第2話で、颯太が一人でどこかへ行ってしまったのを、優太が見つけて未来のもとに返すシーンはすごく覚えています。どのシーンも大事ですが、その中でも重要な場面でした。
僕自身、クランクインして割とすぐの撮影だったこともありますし、順番通りに撮っているわけではなかったので、感情を作るのが難しかったです。優太が改めて『未来を助けたい』と思い、園長に掛け合うきっかけにもなるシーンだったので、強く印象に残っています。颯太が泣く場面もあったのですが、その時は『優くん、プロだな』と思いました」
――第3話の見どころを交えて、視聴者の方へメッセージを。
「第3話は、保育園という未来のコミュニティが一つ増える、すごく大事な回です。優太が“まーくん候補”になる確率も、さらに上がっていくというか。その道筋が少し見えてくるような展開になっています。
子どもを預けるというのは、やっぱり信頼が必要なことなので、その中で第3話も、未来と颯太にいろいろな出来事があると思います。ようやく保育園に通い始める、そんな段階のお話でもあるので、まだまだ見どころはたくさんあります。ぜひ引き続き楽しんでいただけたらうれしいです」
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