佐藤大樹「HIROさんのダンスを見てEXILEになると決意」 中3で受けた衝撃を振り返る
映画「小説の神様 君としか描けない物語」(久保茂昭監督)の公開記念イベントが3日、都内で行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)と女優の橋本環奈が登壇した。
コロナ禍で公開が半年延期になるも無事の公開に安堵
映画「小説の神様 君としか描けない物語」(久保茂昭監督)の公開記念イベントが3日、都内で行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)と女優の橋本環奈が登壇した。
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2日に封切られた本作は、ナイーブで売れない小説家・千谷一也(佐藤)と、秘密を抱えたドSな小説家・小余綾詩凪(橋本)という何もかもが真逆の2人が一緒に大ベストセラーを生み出すという共作ミッションを課せられ、物語を作るさまを描いた青春ストーリーである。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により公開延期された本作。公開が半年延期になってしまったことについて聞かれた佐藤は、「本来は5月に公開されるはずでしたので、いつ公開できるだろうかと思っていましたけど、この時期は読書の秋とも言いますし、ピッタリな時期に公開できたと思います」とホッとした表情を見せた。
橋本は「純粋に公開できてホッとしています。私たちキャストやスタッフの皆さんも待ち遠しかったと思うんですけど、この作品も待ち遠しいと待ってくれていたファンの皆さまが今日やっと観てくれているんですよね。それを考えると喜びもひとしおです」とコメントした。
印象に残ったシーンを聞かれた佐藤は、「いろいろあって選べないんですけど、大変だったシーンは編集者とカフェで、『小説を書くのを辞めたい』と告白するシーンがありまして、その日は朝から楽しい撮影が続いて、このシーンはその日の最後の撮影だったので、心境を整える時間が大事だったんですよ。監督もそれを1番に理解をしてくれまして、僕の視界に入らないようにスタッフさんを誘導してくれたり、空気作りをしてくれました。そういう意味でも好きなシーンなので、泣く予定ではなかったけれど、気付いたら鼻水も出るくらい情けない姿になっていて、でもあの姿は一也として必要だったし、本当に思い出深いシーンですね」と振り返った。
橋本は、「保健室のシーンが印象深かったです。監督が一発で撮りたいという希望で、そこに照準を合わせて気持ちを盛り上げられましたし、本来は段取りとかテストをした方がいいと思いましたけど、スタッフみんなが全力を尽くして撮影しました。この映画はスタッフさんの1つ1つのシーンに対する愛情がすごくて、それを肌で感じていたからこそ、1回きりの撮影にも精一杯挑みました。大樹くんと私が背中合わせでしゃべっているんですが、素直に言葉をつむいでいけたと思います」と語った。
今作は青春がテーマということで、自身の青春時代について聞かれた橋本は、「高校生のときに仕事が忙しくなり始めまして、そのころ東京の高校に行くことを考えたんですよ。でも地元の福岡から離れられずいました。文化祭とか体育祭などの行事には参加したことなかったんですけど、授業に行くたびに友だちが待っていてくれて、お弁当を作ってくれたりもしました。友達や先生に支えてもらった高校生活でした。何気ない日常が大好きでした」と振り返った。
佐藤は、「中学3年生のときに地元にあるさいたまスーパーアリーナに初めてEXILEのコンサートを観に行ったんですよ。そのとき観たHIROさんが1番の青春でした。HIROさんのダンスを見てこれまでやっていたサッカーを辞めると決めました。高校に入ったら絶対にダンスを始めて、自分もEXILEになるんだと決意しました」と明かした。
イベントにはサプライズゲストとして映画の主題歌「Call Me Sick」を歌う伶が登場し、生歌を披露。その歌声を聴いた佐藤は「もう最高の一言ですね」。橋本も「まさかこの距離感で聞けると思ってなかったのですごい特別感があります」と喜んだ。