「なんで盗むのだろ?」サウナで女性用高級ドライヤーなど備品盗難相次ぐ 店側は防犯カメラ設置に抵抗

業界初の相撲をコンセプトにしたサウナ&飲食店「サウナ横綱 本川越店」(@Sauna_Yokozuna)が、相次ぐ備品の盗難被害に苦しんでいる。1月9日の「レディースデー」にはヘアアイロンが持ち去られ、そのわずか2日後にはアメニティー類がボトルごと盗まれる被害が発生。元力士・大翔龍で店主の竹内太一さんがENCOUNTの取材に応じ、度重なる被害への憤りと、サービス継続への葛藤を語った。

相撲をコンセプトにした飲食店併設のサウナ横綱 本川越店【写真:インスタグラム(sauna_yokozuna)より】
相撲をコンセプトにした飲食店併設のサウナ横綱 本川越店【写真:インスタグラム(sauna_yokozuna)より】

「観光を楽しんでほしい」という善意を突く犯行

 業界初の相撲をコンセプトにしたサウナ&飲食店「サウナ横綱 本川越店」(@Sauna_Yokozuna)が、相次ぐ備品の盗難被害に苦しんでいる。1月9日の「レディースデー」にはヘアアイロンが持ち去られ、そのわずか2日後にはアメニティー類がボトルごと盗まれる被害が発生。元力士・大翔龍で店主の竹内太一さんがENCOUNTの取材に応じ、度重なる被害への憤りと、サービス継続への葛藤を語った。

 2024年11月にオープンした同店は、西武新宿線・本川越駅から徒歩1分の好立地にあり、観光客や地元住民に親しまれている。

 1月10日、同店は公式Xで「ヘアアイロンがまた盗まれました…ダイソンドライヤーに続き、リファ、そしてSALONIAと立て続けに被害に遭っています」と報告。「ヘアアイロンは女性のお客様に喜んでもらえるようにと用意しているものにも関わらず2回もなくなるとは思いませんでした。なんで盗むのだろ??」と悲痛な胸の内を明かした。

 同店の被害は今回が初めてではない。半年前には、高級ドライヤーの「ダイソン」や、女性に絶大な人気を誇る「リファ」のヘアアイロンも盗難に遭っており、これまでの被害総額は約40万円以上にのぼる。

 店側は警察に被害届を提出したが、「(脱衣所など)カメラがない場所は追うのが難しく、手続きにも時間がかかる」と頭を抱えている。

 今後の対策として、備品にワイヤーロックを取り付ける案も検討中。一方で、防犯カメラ設置には抵抗もある。

「防犯カメラってなると、どうしても気が休まらないじゃないですか。なんか見られている感じがして。レンタル制にしてしまうと、壊れたものを持ってきて入れ替えたりするかもしれない」とリスクを明かす。

 さらに、1月9日のレディースデーに「サロニア」のヘアアイロンが盗まれた直後には、男性脱衣所からもシャンプー、リンス、ボディーソープがボトルごと消失。洗面台の化粧水や乳液もすべて持ち去られた。

 シャンプー類は一般のドラッグストアでは購入できない業務用(BtoB)の商品だった。竹内さんは「何を思って持って帰るのか。みんなが快適に使うものなのに。もしどうしても必要なら『1週間貸して』と言ってくれた方が、黙って持っていかれるよりまだありがたい」と断腸の思いを語った。

 今回の出来事にネット上では「善意を踏みにじる行為は許せない」「盗めないシステムにするしかない」といった憤りの声も上がっている。店主だけでなく常連客も大きなショックを受けており、「ここがホームサウナで、本当に悲しい」と言葉をかける客もいたという。

 度重なる理不尽な被害。今回の発信が、同業の温浴施設への警鐘や、利用者のマナー向上につながることを願っている。

次のページへ (2/2) 【動画】元力士「大翔龍」が店主を務める「サウナ横綱」店内の様子
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