小池栄子、NHKドラマ『ムショラン三ツ星』で主演 刑務所×料理で描く社会派コメディーの制作決定
俳優の小池栄子が主演を務めるNHKドラマ『ムショラン三ツ星』が制作されることが20日、発表された。本作は刑務所と料理を題材にした社会派コメディードラマで、5月に放送予定(45分×5話)となる。

超一流シェフが刑務所給食に挑む異色作
俳優の小池栄子が主演を務めるNHKドラマ『ムショラン三ツ星』が制作されることが20日、発表された。本作は刑務所と料理を題材にした社会派コメディードラマで、5月に放送予定(45分×5話)となる。
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本作は、刑務所内の知られざる食のあり様を描いた、現役刑務所管理栄養士・黒栁桂子氏によるノンフィクション作品を原作にドラマ化したもの。腕利きのイタリアンシェフとして名をはせた主人公が、ふとしたことから刑務所の管理栄養士として働くことになり、塀の中の刑務官や受刑者たちとのトラブルや騒動を乗り越えていく姿を描く、“刑務所社会派コメディードラマ”となる。
舞台は、2025年6月に拘禁刑が施行され、変革の時を迎える架空の男子刑務所。刑務所で食事を作るのは料理初心者の受刑者自身で、素人調理によってコロッケが爆発したり、バナナやみりんが使用NGだったりと珍事件が続発する。さらに一日三食の食費は合計543円以内が基本とされ、「税金のむだづかいはダメ」「犯罪者を甘やかしてはいけない」といった厳しい視線の中、主人公は「少しでも更生につながる食事を!」という思いを胸に、受刑者たちと共に奮闘していく。
主人公・銀林葉子を演じる小池は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をはじめ、数々のドラマや舞台で存在感を示してきた。本作では、高級イタリアン店の超一流シェフだった葉子が、店のオーナーによる売り上げの持ち逃げをきっかけに閉店を余儀なくされ、子ども2人を抱えて地元の男子刑務所に就職するという役どころを担う。管理栄養士として献立作成などの事務仕事を行う一方、炊場(炊事工場)で起こる数々のトラブルにも向き合うことになる。
刑務所の食費は1人あたり一日三食で543円。ひと月分の献立を決める給食会議では、しゃくし定規な総務部長や事なかれ主義の用度課長と意見をぶつけ合いながら、炊場担当の刑務官と共に知恵を絞る。「七夕カレー」「イカフライレモン」「激ウマドーナッツ」「うちのから揚げ」といった創意工夫に富んだ新メニューは、受刑者たちの胃袋だけでなく心もつかんでいく。
また、出所したばかりの受刑者が再犯で捕まるという出来事をきっかけに、再犯率の高さという現実にも向き合うことになる。食を通じて更生に何ができるのかを問いながら、受刑者たちの人生の再出発に寄り添うヒューマンドラマとして描かれる。
脚本は、第49回城戸賞で大賞を受賞し、本作がデビュー作となる鈴木香里氏が担当。制作統括は渡邊竜が務める。刑務所という閉ざされた空間を舞台に、可笑しさと切なさを織り交ぜながら、「人は変われるのか」という問いを温度ある物語として描いていく。
小池のコメントは下記の通り。
「刑務所の御飯。ぼんやりとは想像出来ても、そこには管理栄養士の方の想いや刑務官の方々の葛藤があるんだと学びました。この作品を通して『が食事をする尊さ』が伝われば良いなと思っています。塀の中の話ではありますが、頼もしい共演者と時には笑いながら撮影に励んでいます! 私が演じる銀林葉子のモデルであり、原作者の黒栁桂子さんの気持ちを大切にしながら丁寧に演じたいと思います。お楽しみに!」
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