三遊亭好楽の人のよさ前面に 好楽役佐藤正宏「弟子から師匠へのラブレターのようなお芝居」

舞台「ウチの師匠がつまらない」の公開ゲネプロが16日、東京・池袋シアターグリーンで行われた。ゲネプロ後に、主演の俳優・渡辺裕太(36)、佐藤正宏(67)、本名の末高斗夢としてプロデューサーを務めた錦笑亭満堂(42)、満堂の師匠の三遊亭好楽(79)が取材対応。佐藤は「弟子から師匠へのラブレターのようなお芝居」とたたえた。

取材に応じた三遊亭好楽(左)、佐藤正宏【写真:ENCOUNT編集部】
取材に応じた三遊亭好楽(左)、佐藤正宏【写真:ENCOUNT編集部】

原作者錦笑亭満堂、日本武道館公演の次は「東京ドームでやります」高らかに宣言

 舞台「ウチの師匠がつまらない」の公開ゲネプロが16日、東京・池袋シアターグリーンで行われた。ゲネプロ後に、主演の俳優・渡辺裕太(36)、佐藤正宏(67)、本名の末高斗夢としてプロデューサーを務めた錦笑亭満堂(42)、満堂の師匠の三遊亭好楽(79)が取材対応。佐藤は「弟子から師匠へのラブレターのようなお芝居」とたたえた。(取材・文:渡邉寧久)

 原作は満堂の著書『ウチの師匠がつまらない』。お笑い芸人・末高斗夢から、好楽の弟子に転身し修業を続け、涙や苦労の末に真打ちに昇進し、日本武道館で真打ち昇進披露落語会を開催するまで描いている。コメディーという触れ込みだが、好楽の人のよさがに随所にじみ出ている、人情噺だ。

 ゲネプロが無事終了したことを受け、満堂役で主演の渡辺は「あらためて気合が入っています。好楽師匠の(落語会の)打ち上げに呼んでいただき、飲んで楽しくやろうっていう空気感にあふれて、エネルギーをいただきました」と打ち上げで役作りのヒントを得たことに感謝。

 この日は、髪形まで満堂に似せて登場する気合の入れようで、「美容師さんに満堂さんの写真を見せて、『この通りに』とお願いしました」と明かした。

 好楽役の佐藤は「弟子から師匠へのラブレターみたいなお芝居だなと思った」と仕上がりにゾッコン。好楽師匠という役どころについては「追いつかないですよ。こんなすごい人。ものごとすべてを肯定できるなんて。笑い声だけで回りが笑うんですよって、満堂師匠も言っていました」と、ほれぼれする人柄の役に没頭できる喜びを語った。

 ゲネプロを客席で見ていたという好楽は「タイトルを変えてもらおうかなと思って」とまずはしゃれを繰り出す。

「かみさんが出て来たときは泣いちゃいましたね。今年の4月13日で七回忌なので。いいお芝居でした。スピーディーで、江戸っ子の(了見のような)演出でよかったですね。佐藤さんという役者さんが、私の人柄をよく出してくれている。裕太君も伸び伸びやってくれて、2人が演出上生かされている」と絶賛した。

 真打ちとして日本武道館公演を成功させた満堂に、「次の目標は?」という質問が及ぶと、少し間を置き「東京ドーム。東京ドームでやります」と口に。「武道館も口にしちゃって、引くに引けなくなってやりました。東京ドームでやります」と言葉に力を込めると、隣の好楽は脱力気味で「始球式、やろうかな」と笑わせた。

 公演は25日まで。ウエンツ瑛士や三遊亭円楽らが日替わりゲストシーンに登場し、好楽は公演期間中4度、アフタートークに出演する。千秋楽のアフタートークには笑福亭鶴瓶が登場する。

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