香取慎吾、令和ロマン・くるまに自ら“ナンパ”DM送付も無視される 異例オファー舞台裏を告白

俳優の香取慎吾(48)が読売テレビの新バラエティー番組『しんごの芽』(1月10日スタート、午後11時30分スタート)でMCを務める。在阪局のレギュラー番組でのMCは初挑戦。地上波でも久々のMC業となる香取をENCOUNTが直撃。番組にかける思いや、マンスリーMCとして“相方”を務める令和ロマン・髙比良くるまへのまさかのオファー方法についても明かした。

インタビューに応じた香取慎吾【写真:ENCOUNT編集部】
インタビューに応じた香取慎吾【写真:ENCOUNT編集部】

新バラエティー番組『しんごの芽』で在阪局のレギュラー番組MC初挑戦

 俳優の香取慎吾(48)が読売テレビの新バラエティー番組『しんごの芽』(1月10日スタート、午後11時30分スタート)でMCを務める。在阪局のレギュラー番組でのMCは初挑戦。地上波でも久々のMC業となる香取をENCOUNTが直撃。番組にかける思いや、マンスリーMCとして“相方”を務める令和ロマン・髙比良くるまへのまさかのオファー方法についても明かした。(取材・文=角野敬介)

──関西の番組でレギュラー番組を務められるのは初めてと伺いました。オファーを受けた時の率直な思いをお聞かせください。

「嬉しかったです。やっぱりテレビが好きなので。これまでも色々な番組をやってきましたが、これまでの番組だと(昔から知っている)近いスタッフと一緒に『また今度これをやろうか』というケースも多いんです。でも今回は本当に「はじめまして」という感じのスタッフの方が多いので、見えない部分が多い分、より嬉しいというか、ワクワクしています」

──関西という土地や視聴者に対しては、どのようなイメージをお持ちですか。

「勢いがあって、元気があって、笑顔が爆発していそうなイメージですね」

──関西での番組だからこうしよう、といった意識はありますか。

「あまりないですね。きっと“関西だから”“東京だから”ということではなく、これまでも全国で流れる番組をたくさんやってきましたから。関西の人も、北海道の人も、どこの地域の人に対しても、皆さんのことを思ってやってきたのと変わらない感覚です」

──香取さんと“マンスリーMC”の2人で進めていく番組ですが、最初は令和ロマンのくるまさんです。どのようなイメージをお持ちですか。

「自分でもなんとなく『ああ、いつかご一緒してみたいな』と思っていました。初めてのことなんですが、自分からインスタのDMを送ってみました。『どうやるのかも分からない』という中でコンタクトが取れて、今回ご一緒することになりました。ご本人からは、『ええっ!?』みたいな、とても驚いた文章が送られてきました(笑)。

 実は僕は彼のことを何も知らないんです。でも、なんとなく直感的なものが好きなので、聞いた時に『ご一緒できたらいいな』と思って。新しい挑戦をご一緒できたらと思ったからです。ただ、『何も知らない』というくだりは本人も知らないので、そこはきっと最初の収録で話すことになると思います」

──ご本人もすごく驚かれたと思うのですが、すぐに「やりたいです」という返事だったのでしょうか。

「いえ、しばらく返信は来なかったです。本物だと思わなかったんでしょうね(笑)。しばらく待っていたら、他のスタッフの方経由で『DM送ったんですけど来ないんですが……』と伝えてもらい、そうしたら『スタッフさんから聞きました、本物なんですね!』みたいな反応でした。

──そんなお二人でのやり取り、どういう役割分担になるか想像されていますか。

「漫才とかそういう次元の話ではなく、僕は彼の声も知らないくらいなので。最近はちょいちょいテレビで見そうになると、逆にちょっと伏せて見ないようにしています。最初の印象を大事にしたいというか、ここで願いが叶ったからといって、今から情報を入れて会うよりは、最初に『何かご一緒したいな』と思った感覚のままで会いたいなと思っています」

──地上波でのバラエティーMCは久しぶりかと思いますが、理想のMC像や、「こうしていきたい」というものはありますか。

「とにかく楽しくやりたいですね。出演者が楽しくなくなる時って、本当にやばい時なので。難しいことではあるんですが、『楽しもうとする姿勢』だけで変わるところもあると思うんです。楽しもうとする中で、スタッフの方が楽しいものを提供してくれて、楽しんでいる出演者を見て、視聴者の皆様も『楽しいな』と思ってくれるのが一番いいですよね」

──これまでもさまざまな番組に携わってこられたと思いますが、長く続く番組や、いわゆる「いい番組」に共通するものはありますか。

「共通するもの……。まあ、色々なやり方や色々な番組がありますからね。それぞれなのはあるとして、昔、キャイ~ンとやっていた番組(『香取慎吾の特上!天声慎吾』)なんて、僕にとってはお休みの日をすごく充実させてくれるものがこの番組だ、みたいに思っていたんですよ。休みの日は朝からなかなか起きられないのに、番組だと本当に朝から色々な所へ連れて行ってくれて。

 それがちょっと企画っぽくなった時に、スタッフを集めて『これじゃ仕事になっちゃうじゃん! わけわかんない!』って言ったことがあります(笑)。スタッフも『すいません、仕事になってきましたね……』なんて。『もっと遊びじゃないとやっぱダメですね』そんなわけのわからない会話をしていましたね。色々なやり方はありますが、そういうのも大事かなと思います」

──仕事だけど仕事になりすぎない、というか。

「そうですね。数字も気にするけど気にしない、みたいな。“香取慎吾って数字を気にしなさそう”じゃないですか? でも結構ね、『笑っていいとも!』に出ていた頃は、月曜日に1週間の視聴率表をもらって、楽屋でまず全部見るというのを何年もやっていました。そのぐらいめちゃくちゃ数字を見ていたので。そのくらいテレビが好きでしたね」

──そういうものも含めて、現時点でのこの番組の目標はありますか。

「本当に、『早く終わる』っていうのだけは避けたいですね(笑)。ある程度は……あれ、『草彅やすともの うさぎとかめ』は何年でしたっけ?(スタッフ:2022年の5月スタートです。来年で丸4年です)いやぁ、素晴らしいですね。気づいたら3年ぐらいって素晴らしいですね」

──この番組で一番視聴者に届けたいものはなんでしょうか。

「“斬新なことをやろうとしているテレビを作る人ってまだいるんです”っていうことを見せたい番組なんじゃないですかね。コンセプトだけ見てもすごく斬新な感じがしたので。そこを楽しみにしています。視聴者って、僕も見ている時そうなんですが、思っている以上に厳しいじゃないですか。つまらなかったら1個ボタンを押せば(チャンネルが)変わっちゃう。やっている方からするとすごく残酷にも思えますが、見ている時はただ変えているだけの生活の一部ですよね。そこの厳しさも、楽しみたいなとは思います」

「テレビ離れ」について語った【写真:ENCOUNT編集部】
「テレビ離れ」について語った【写真:ENCOUNT編集部】

香取が感じる「テレビ離れ」とは

──そういう意味では、いわゆる「テレビ離れ」みたいなことが言われるようになって久しいですが、テレビで育ったとおっしゃる香取さんからして、現状を率直にどう感じていますか。

「僕もテレビ離れについてはずっと話してきたし、色々な先輩方にも『その時代についてどう思いますか』と聞いてきたりしましたが、なんだかんだ僕はまだ離れられていないので。テレビをつけますから。テレビをつけながらスマホを見たりはしていますけど、やっぱりテレビ離れしていない人も山のようにいるだろうって思っています。

 そういう場所が増えた(配信など)というのもあるけれど、やっぱりテレビって夢あるなって。そこを大事にしたいし、そこが僕は楽しかったし、今も楽しんでいきたいなと思います。あと、お金を払わないで見れるっていうのはすごいことですよね。もうみんな、どこにいくら払ってるか分からなくなってきてるじゃないですか。改めてそこは、作る方としてもすごいことだと思います。無料でもこれだけの面白いものが見られるんだっていう感覚を届けたいですね」

──新しい番組への挑戦に関連して、ご自身のプライベートなどで最近新しく挑戦したことや、しようと思っていることはありますか。

「プライベートで新しい挑戦ですか……何にしようかな。あ、あの……断捨離まではいかないですけど、服とかを全部取ってあるんですよ。『アーカイブ』と呼んでいて、自分が買ってきたものたちは美術館のように(保管していた)。それがもう限界がきていまして(笑)。なので最近は、友達とか周りの人にプレゼントしたりしています。『この人これ合うんじゃないか』と考えて渡すととても喜んでくれて、着てくれたりする時に『ああ、こんなにいっぱいあって埋もれていたこの服が……』と。僕はアーカイブとして取っていたけど、奥の奥に行っていたものが、この先何年も着てもらえたり靴を履いてくれたりするんだなと思うと、そこへの喜びを最近感じていますね」

──それはなにか心境の変化があったのですか。それとも物理的に置けなくなってしまったからですか。

「物理的に置けなくなってきた(笑)。そう言いながら、毎日服を買ってます」

「10年20年と笑顔で楽しみたい」【写真:ENCOUNT編集部】
「10年20年と笑顔で楽しみたい」【写真:ENCOUNT編集部】

明かした将来像

──将来像のようなものはありますか。

「年を重ねて、ファンの皆さんも含めて、色々な仕事を一緒にする方も含めて、何か前を向きたいというのはずっとあるけれど、年を重ねることによってより『健康』でありたいと思っています。僕は運動とか本当にしてこなかったんで。食事の管理も運動もしない、ステージ立つ前の柔軟運動ひとつもしないでやってきたんです。だけど、ここ何年かちょっとずつやるようになって。本当にさらにここから先、“100年時代”みたいな中で、100歳までみんなとファンの皆さんと楽しもうって言った時に、やっぱり体は資本じゃないですけど、そこは大事になると思うから。ファンの皆さんにも元気でいてもらって、僕も色々なことを気にかけながら、できる限りのことをやって、来年も再来年も、10年20年と笑顔で楽しみたいなと思いますね」

──年齢を感じることも少し出てきたということでしょうか。

「そうですね。年齢を感じるからやる、というよりは……やってこなかった分、前より動けないとか、そういうことよりは、人にすごい言われるから。『これからはもっとちゃんとケアした方がいい』と言われて、初めてじゃあストレッチしてみたりしてステージに立つと、『前よりいいじゃん!』みたいな。『じゃあやっぱりやった方がいいんだな』と。今まではやらなくてもできたんだけど、今はやった方が前よりも動けるんだったらやっていこう、みたいな感じです」

──最後に、番組タイトルの『しんごの芽』について。自らがデザインされたとお聞きしました。込められた思いやメッセージはありますか

「書いてみて思ったんですけど、『芽』のところと『しんごの』の『の』っていうのも、あれも目に見えてきて、顔っぽくも見えるなと。やっぱり笑顔でいることは好きですよね。なんか、ちょっと下の『芽』の下がピョンってなってるのも、口でちょっとニコって笑ってるみたいな感じもして。

 芽はいいですよね。それこそ今、歳を重ねた話をしてきましたけど、これまでの経験があって今回こうやって新しい番組をやるけれど、でもこれはこれで『2026年の読売テレビでの香取慎吾の芽』が初めて出てくる、始まりでもありますから。『芽』っていうのは、なんかいいものですよね、スタートとしては。まだ緊張もなさそうじゃないですか、芽って。まだ何も知らず出てきて、生きるやる気しかない、みたいな。今の自分の心境に近いのかもしれません」

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