青木真也、敗れたRENAを激賞「なんだかんだ華がある」 ニコニコ入場→左フック「役者が違う」【青木真也の目】

年間最大の格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」が2025年12月31日に行われた。ENCOUNTでは大会後、青木真也にインタビュー。舌戦などで試合前から盛り上がった唯一の女子格闘技戦・無敗女王・伊澤星花(28=JAPAN TOP TEAM)とRENA(34=シーザージム)の女子スーパーアトム級タイトル戦を「RENAの手のひらの上だよね」と振り返った。

伊澤星花を苦しめたRENA(上)【写真:小林靖】
伊澤星花を苦しめたRENA(上)【写真:小林靖】

絶対女王・伊澤星花に読書のススメ「勝ち負けじゃない世界がある」

 年間最大の格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」が2025年12月31日に行われた。ENCOUNTでは大会後、青木真也にインタビュー。舌戦などで試合前から盛り上がった唯一の女子格闘技戦・無敗女王・伊澤星花(28=JAPAN TOP TEAM)とRENA(34=シーザージム)の女子スーパーアトム級タイトル戦を「RENAの手のひらの上だよね」と振り返った。

 RENAは開始早々に伊澤の顔面に左フックを当て、ダウンを奪った。しかし、その後は無敗女王の寝技を嫌い、攻め手を欠いた。グラウンドの展開では後手に回り、2Rにギロチンチョークを極められ、一本負けを喫した。

「なんだかんだ華があるなって。俺はすごいなって思っちゃったな。勝ち負けみたいな話はあると思うんだけど、それ以上に俺はRENAがすごいと思った」

 まず注目したのは入場だ。入場曲『絶対負けない』が流れ、ニコニコのRENAが花道に現れると、会場は一瞬にしてRENAの空気に。リラックスした表情で、ファンサービス。曲を口ずさみながらリングインしていた。

「まず入場で仕上がっちゃう。それに加えて、いきなり左フックでダウンを奪っちゃうわけじゃないですか。まぁ役者が違うなって思っちゃいましたよね」

 RENA自身は左フック後に追撃できなかったことを「あと4発、5発、打ち込めていれば勝てたんじゃないかな」と試合後会見で悔やんだ。青木も「左フックを当てた時にパウンドいきたかったですよね」とうなずいた。

 試合後会見では進退の話題も出た。現役続行する発言が出たことを伝えると青木は「やめないっすよ。だってこんないい仕事ないもん。それは多分彼女が一番分かってると思います」と笑った。

 一方でせー(愛称)呼びするほど注目している伊澤の動きは「素晴らしい。フィニッシュのセットは完璧だと思うよ」と話すも「あそこ(ダウン)で負けたら青木―秋山なんですけど、やっぱりそこから抜けられないんですよね」と苦笑いを浮かべた。

 観客との溝が見えたという。「最後抱き合うとかうまくやればいい物語になったのに。今日も勝ったから良かったと思ってると思う。でも、そういう話じゃねえじゃん。あくまでプロ格闘技だからさ」と愛のムチ。

 見せ方に苦労している選手でもある。そんな伊澤に対し青木は「本を読む」ことを提案。その理由についてこう明かした。

「勝った負けたしか分かってないんですよ。教養をつける。まだ、それ(勝ち負け)じゃない世界があるよっていうのをちゃんと知ることですよね」

「YouTube対談したいですね」と青木。2026年は絶対女王とレジェンドの絡みに期待したい。

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