【RIZIN】雑賀“ヤン坊”達也、家族旅行キャンセル→緊急参戦で2RTKO勝ち ハイキック一閃で担架運びこまれる衝撃決着
第2試合では、雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA FIGHT SPORTS GYM)が“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカン・キックボクシング・アカデミー)に2R・KO勝ちを収めた。

雑賀“ヤン坊”達也「やっと勝つことができました」
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」(31日・さいたまスーパーアリーナ=ABEMA PPVにて全試合生中継)第2試合RIZIN MMAルール:5分3R(73.0kg)
第2試合では、雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA FIGHT SPORTS GYM)が“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカン・キックボクシング・アカデミー)に2R・KO勝ちを収めた。
緊急参戦で鮮やかなハイキックを見せた。1Rはお互いに近距離で当たったら倒れてしまうほどの高出力の打ち合いが繰り広げられた。ともに譲らないまま2Rへ突入。スタンド状態で一瞬見合った瞬間に雑賀が左ハイキックをベイノアの顎に当てた。
崩れ落ちるベイノアをレフェリーが慌てて支え、試合が終わった。試合後はリングドクターがすぐに駆け寄り、担架も運びこまれていた。
今大会のライト級戦を巡っては、タイトルマッチで王者ホベルト・サトシ・ソウザに挑戦者として出場する予定だった野村駿太が、練習中に「左膝前十字靱帯損傷、左大腿骨骨挫傷、左膝外側側副靱帯損傷」の重症を負ってドクターストップ。タイトル戦の代役は、ウズベキスタン出身のイルホム・ノジモフに変更となり、当初、ノジモフと対戦予定だった“ブラックパンサー”ベイノアの相手は、緊急参戦の雑賀となった。
勝利した雑賀は年末年始の家族旅行をキャンセルしての参戦で、「緊急参戦っていう形でね、僕の事知ってる人少ないと思うんですけど。4年前からちょこちょこ出させてもらって、何回もはじき返されて、それでもあきらめられなくて、ずっと挑み続けてやっと勝つことができました。もう35歳になっちゃったよ! ちきしょー!」と涙ながらに語った。
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