【RIZIN】BD戦士・ジョリーが大金星 わずか25秒で芦澤竜誠から鮮やか腕十字「アンチも応援してくれたら嬉しい」…第1試合から会場熱狂

第1試合は、格闘技エンターテインメント「Breaking Down」から参戦のジョリー(28=FIGHTER’S FLOW)が芦澤竜誠(30=フリー)に1R・25秒で一本勝ち。RIZIN初出場で衝撃の大金星をあげた。

1R・25秒で一本勝ちしたジョリー【写真:小林靖】
1R・25秒で一本勝ちしたジョリー【写真:小林靖】

第1試合

格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」(31日・さいたまスーパーアリーナ=ABEMA PPVにて全試合生中継)第1試合RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)

 第1試合は、格闘技エンターテインメント「Breaking Down」から参戦のジョリー(28=FIGHTER’S FLOW)が芦澤竜誠(30=フリー)に1R・25秒で一本勝ち。RIZIN初出場で衝撃の大金星をあげた。

 第1試合からいきなり波乱が起きた。初参戦のBD戦士・ジョリーが大みそかの大舞台でRIZIN初勝利を掴んだ。寝技の展開に持ち込み、最後は腕十字を仕掛けると、瞬く間に芦澤からタップを奪った。わずか25秒だった。

 ジョリーは、Breaking Down出身の28歳。かつてはアマチュア修斗の東海選手権で優勝し、格闘技団体「GLADIATOR」でもプロ2戦2勝の実績を持つ。2024年6月の「BreakingDown12」YUSHI戦ではKO勝利をあげ、試合後には活躍を認めた朝倉未来と共にRIZIN事務所を訪問し、榊原信行CEOが「プロとして十分合格点」とRIZIN参戦を確約していた。

 対戦相手の芦澤は、K-1出身の元キックボクサー。今年9月に続いての敗北で、3連敗となった。

 下馬評を覆したジョリーは「しっかり練習してきたので、もっと面白いことしようかと思ったんですけど、さすがに余裕なかったです。これからRIZIN20周年に向けて顔になるような選手になる。アンチやった人も応援してくれたら嬉しいです」とマイクで呼びかけた。

次のページへ (2/2) 【写真】テイクダウンから“瞬殺” ジョリーが腕十字を決めた瞬間
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