お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー！が30日、火曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす!』（月～木曜午後11時30分）に出演。今年の自身の衝撃ニュースとして、3か月間の“自宅内別居”生活を挙げた。

　くっきー！は“初出し”の話と前置きした上で、今年の1月に起きた“事件”を明かした。「正月休みをもらって、（1月）5日ごろに、家族で初詣に行こうってなったら、嫁はんと下の子どもがケンカみたいな。（夫人が）『何であんたそんな服装してんの』（って）。お祓（はら）いするから、『そんなかっこうあかんで』みたいな。子どもは『いや、これでええやん』ともめた。俺、嫌やねん。1年の一番大事なスタートやから」と振り返ると、妻子のいるハリウッドザコシショウ、みなみかわらが「分かる」と共感した。

　くっきー！が「『これ、もうあかん、やめよう。今日。こんなんで神様の前、行けるか！』って（家族で）帰ってん。家族は『行ったらええのに』って感じになってて。それはもうしょうがない。俺は嫌やから。大黒柱としてはね」と話すと、芸風との違いから、みなみかわが「めちゃくちゃお父さん」と指摘した。

　その後、仕事の合間の1月8日の予定が空いたくっきー！は「『8（日）行けるから行こうか』って」と仕切り直しを試みたという。ところが、「また、嫁と子どもがちょっとケンカして。俺がまた、『待ってくれ。お前ら。もう帰るぞ』って2発目。『ふざけんな。1回目の時それやったのに、何でまた。神様の前にケンカした状態で行かれへんやろ。帰るぞ』言うて」と経緯を明かした。

　怒りが収まらなかったくっきー！は「ホンマに腹立ってて。帰って、家に地下あんねんな。地下にそのままバンって入って。（誰にも）言うてなかったけど、そこから3か月、家族と会わん生活をしてた」とアトリエ兼コレクション部屋にこもったという。

　「ええ～?」とザコシ、みなみかわらから驚きの声が上がる中、くっきー！は「地下でずっとウーバー（イーツ）頼んで飯食って、上では家族が普通に生活してるという」と説明。「キレてんのはあったんや、ホンマに。3日ぐらいずっとキレててんけど、4日目から、どうやって（家族のいる場所へ）上がったらいいか分からなくなって」と引っ込みがつかなくなった心情を振り返った。

　笑いが起き、みなみかわが「そんなんあったんですか？」と言うと、くっきー！は「ホンマ3か月。1人でウーバー頼んで飯食って。ゴミ捨ててとか。風呂も（家族が）寝静まった後にこっそり行って、の生活を3か月やっててん」と詳細を披露。アイドルグループ・AKB48の小栗有以も「すごい」と口にしていた。