【紅白リハ】70歳・郷ひろみ、突然のラスト紅白宣言「若い人を応援したい気持ちから」「最後も動き回ります」

歌手の郷ひろみが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第76回NHK紅白歌合戦』(31日午後7時20分)のリハーサルに参加し、囲み取材に応じた。そして、今回が最後の紅白出場になると宣言した。

『第76回NHK紅白歌合戦』の囲み取材に応じた郷ひろみ【写真:ENCOUNT編集部】
『第76回NHK紅白歌合戦』の囲み取材に応じた郷ひろみ【写真:ENCOUNT編集部】

38回目出場

 歌手の郷ひろみが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第76回NHK紅白歌合戦』(31日午後7時20分)のリハーサルに参加し、囲み取材に応じた。そして、今回が最後の紅白出場になると宣言した。

 郷は登場するや、十八番のジャケットプレーを見せるサービス。質疑応答でもリップサービスと思いきや、真剣な表情で「僕から報告があります」と切り出した。

「2025年を一区切りにしたいと思います。これまで紅白に出させていただき、皆さまに心から感謝します」

 理由を問われると、少し声を上ずらせ「若い人を応援したい気持ちからです。それが僕にできることだと思っています」と後進にこの華やかな場を譲る思いからだと明かした。

 今年、古希の70歳を迎えたことも理由で「何年も前から考えていました。節目は今年かなと思いました」と明かした。

 区切りのステージとなる明後日は後半に代表曲『2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-』を披露する。

「僕らしく、楽しいステージにしたいです。今年も走るんじゃないですか」

 そして、「紅白は最後になりますが、僕の情熱は全く変わりません」とし、今年を漢字一文字で問われると「動(どう~)」と返して取材陣を笑わせた。

 70歳になった郷は、今年10月18日、19日に東京・日本武道館で『郷ひろみ70歳記念メモリアルコンサート Hiromi Go at Nippon Budokan 2025 “THE GREATEST 70 SONGS”』を開催。2日間で70曲を歌い上げるタフネスぶりを見せた。夜7時以降は食事をしないなど、徹底した体調管理で若さを保っている。

 今年の『紅白』のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。司会は俳優の綾瀬はるか、今田美桜、タレントの有吉弘行、同局の鈴木奈穂子アナウンサーが務める。

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