【紅白リハ】女性最多48回出場の石川さゆり「私は今後も出させていただきたい」 郷ひろみの勇退には「寂しい」

歌手の石川さゆり(67)が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第76回NHK紅白歌合戦』(31日午後7時20分)のリハーサルに参加し、囲み取材に応じた。

石川さゆりが『第76回NHK紅白歌合戦』の囲み取材に応じた【写真:ENCOUNT編集部】
石川さゆりが『第76回NHK紅白歌合戦』の囲み取材に応じた【写真:ENCOUNT編集部】

1977年初出場 不出場は臨月の83年のみ

 歌手の石川さゆり(67)が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第76回NHK紅白歌合戦』(31日午後7時20分)のリハーサルに参加し、囲み取材に応じた。

 出場者の中で最多の48回出場で、今年は『天城越え』を披露する。競争に激しい芸能界で長く存在感を示し、紅白出場を重ねていることにへの感想を問われると、石川はこう返した。

「本当に私が1977年に初出場させていただいた時とは、顔ぶれが全員変わってしましました。すばらしい先輩に囲まれた初出場だったんですけど、10代、20代、30代……と」

 その上で1度だけ出場していない1983年についても説明した。

「臨月だったんです。子どもがお腹の中にいて、NHKの方で歌は歌えないにしても応援だけ来れませんかと言っていただき、応援に来たことがあります。でもそれはカウントされていなくて」

 そして、「10代の時からこの年齢になるまで紅白に来れたのは自分が望んでもできることではないので、紅白で大みそかを迎えられるのは、スタッフもファンの皆さんも応援してくれるんですが、こんな日が毎年いただけるのは何の保障もないんです」と言葉に力を込めた。

 この日、70歳の郷ひろみが今回の38回目を区切りに「紅白勇退」を宣言したことについては「寂しいですね。それぞれに考えがありますから」とし、自身の考えも伝えた。

「私、卒業という言葉は卒業しなければいけないのか、するのか、させられるのか……なんなんだろうと思うんです。若い時と違って、短い時間のために集中力を高めてコンディションを高めるのは簡単なようで厳しいことです。でも、皆さんが石川の歌を『聴きたいな』『この歌を聴きながら年を越したい』と言われるのであれば、自分のそういった集中力が保てるのであれば、出させていただきたいと思います」

 今年の『紅白』は「つなぐ、つながる、大みそか。」をテーマにし、司会は俳優の綾瀬はるか、今田美桜、タレントの有吉弘行、同局の鈴木奈穂子アナウンサーが務める。綾瀬は6年ぶり4回目、有吉は3年連続3回目、今田は今回が初めてとなる。

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