大みそかに放送される『第76回NHK紅白歌合戦』（午後7時20分）のリハーサルが28日、NHKホールで行われた。紅組として出場する歌手のアイナ・ジ・エンドがリハーサル取材会に出席し、本番への意気込みを語った。

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　アイナはオープニング「放送100年　紅白スペシャルメドレー」内で、今田美桜、前田敦子らと共に『春一番』、前半パートで『革命道中 – On The Way』を披露する。

　アイナは取材会に、肩のラインを大胆に露出させ、ウエストをのぞかせたデザインのミニスカート衣装で登場。本番の衣装とメイクについては「一生で一番きれいな状態で、だけどちょっと毒っぽさもあるような、アイナ・ジ・エンドらしいものを」とこだわりを明かした。

　本番に向けて楽しみにしていることを問われると、BiSHとして出場した際のエピソードを披露。「以前、BiSHの時に一度出させていただいたんですけど、本番前にやる気を出そうと思って買っておいたハンバーガーを、スタッフさんに食べられちゃって泣きわめいたんですよ。なので、今回は本番前に好きな食べ物をしっかり食べたい」と告白。「まずはカフェラテを飲みたい。できたら豆乳で。おにぎりは最低2個。それからハンバーガーを食べたい」と意外な大食いプランを語り、会場を驚かせた。

　今年の活動については「歌で生きていくと決めて10年が経ちましたが、今でもライブの前は不安で眠れなかったり、緊張したり。10年前と全然変わらないなと感じます」としみじみ。「これから11年、20年、30年とずっと歌っていけるように、まずはファンの人に感謝をしたい。この1年間、近い距離でツアーを回れたので、より感謝が深まった年でした」と振り返った。

　今年を象徴する漢字一文字には「迸（ほとばし）る」を挙げた。「いろんな人が水をくれて、ちょっと芽が出た気がします。まだ花は咲いていないかもしれないけれど、芽が出る勢い。チーム一丸となって迸っていた1年でした。来年は変な形でもいいので、私らしい花を見つけてみたいです」と、さらなる飛躍を誓った。

　今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。今年の司会は俳優の綾瀬はるか、今田美桜、タレントの有吉弘行、同局の鈴木奈穂子アナウンサーが務める。