『M-1』恒例VTRの「顔」決定で芸人らが歓声 狂喜乱舞の輪に加わらず黙々と作業していた“意外な人物”とは

ABCの大仁田美咲アナウンサー(25)が25日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。 21日の『M-1グランプリ』でリポーターを務め、冒頭のあおりや告知などを担当した人気女性アナが、局を挙げてのビ ッグイベントである大会の裏側についてトップ3形式で明かした。

M-1グランプリ2025【写真:(C)M-1グランプリ事務局】
M-1グランプリ2025【写真:(C)M-1グランプリ事務局】

ABCの大仁田美咲アナウンサーが明かすM-1舞台裏

 ABCの大仁田美咲アナウンサー(25)が25日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。21日の『M-1グランプリ』でリポーターを務め、冒頭のあおりや告知などを担当した人気女性アナが、局を挙げてのビッグイベントである大会の裏側についてトップ3形式で明かした。

 決勝はスタジオにおり、セット裏のモニターで全組のネタを視聴し、笑い声を直接体感したという大仁田アナが、独断で選んだ第3位は『スタッフ用のお弁当が15種類あった』こと。ABCのかなりの社員が東京・テレビ朝日で稼働する中、スタジオの外に長机が3~4台並べられていたとし、「その上にあらゆる会社のお弁当が並んでいて」と振り返った。「15種類はなかなかないよ」と驚いたベテランの増田は「1つの業者さんだけじゃないんや」とコメント。大仁田アナが「業者さんだけでも6業者ぐらいあって」と言うと、増田は「普通、大体、1つの業者さんから来てても、3種類とか多いところで5種類ぐらいですわ。15種類!」と再び反応した。

 東京のテレビ局御用達として著名な津多屋、オーベルジーヌ(カレー)、今半などがあったと聞いた増田は「東京のおいしいお弁当、全部一気に集まってるやんか。『弁当-1グランプリ』できるやん」と笑わせた。釜めしやパンなどもそろえられていたという大仁田アナに、増田が「どれが一番人気だったんやろう?」と確認すると、「私が行ったときには今半のすき焼き弁当がなくなっていて。津多屋さんのお弁当をいただいた」と言い美味だったとした。「大阪とは規模が違うなという感じでした」という大仁田アナに、増田から「優勝は今半のすき焼き弁当?」と聞かれ、「だと思います」と“審査結果”を明かした。増田は「初代チャンピオン。来年もチェックしといてください」と要請した。

 2位は『“オレたちが一番面白い”の瞬間、あの人は?』とした。大仁田アナは「『オレたちが一番面白い』というのは『M-1グランプリ』のオープニングのVTRで今までの芸人さんたちの映像が流れて行くんですけど、そのVTRの締めが『オレたちが、一番、面白い』っていうナレーションなんですけど、その『“おもし……ろい”の瞬間に映る芸人さんが誰なのか?』っていうのが毎年、話題になっているんですけども。去年はトム・ブラウンさん、その前はさや香の新山さんとか、その年、話題の方が選ばれることが多いんです」と説明し「今年選ばれたのがエバースの佐々木(隆史)さんだったんですね」と明かした。

 控室の前に立って、次のリポートの準備をしていた大仁田アナは、テレビの前に芸人が集まって“瞬間”を見届けようとしたのを目撃したという。増田が「そこってみんな気にしてんねや」と言うと、「私もそう思いました。意外と皆さん、気にされてるんだなって」と返し「『おもし……ろい』の瞬間、佐々木さんが映ったとき『ワ~』って歓声が。『佐々木、良かったなあ』『佐々木~』みたいな。佐々木さんも『ありがとうございます。すいません、何か』みたいな」と様子を回想し、増田は「気分ええわね」とコメント。大仁田アナは「皆さんが盛り上がってたんですけど、その手前に集団から離れたところに、ポツンと真空ジェシカの川北(茂澄)さんがいらっしゃったんです。輪には入らずに、メガネのネジをひたすらに締め直してたっていう」と明かすと、増田は「小道具の最終チェックや」と見解を示した。映像に興味を示さない川北に、大仁田アナは「『川北さんやな~』っていうのを感じました」と話した。

 大仁田アナが選んだ第1位は『大鶴肥満さん、漫才について熱弁してるかと思いきや』とした。身長182センチ、体重188キロの巨漢、ママタルトの大鶴の放送後、打ち上げ会場に移動するための退出時の様子について言及。遠い位置から見ていたという大仁田アナは「ピンクのジャケットを着られてるんで、『ああ、肥満さんだなあ』と思いながら」と振り返ると、増田が「いやいや、『大鶴さんだな』で。何で下をとる」とつっこんで笑わせた。相方の檜原洋平と歩いていた大鶴について、大仁田アナは「拳を握りしめて、何やら熱弁してる感じだったので、『漫才のいろんな熱い話をしてらっしゃるのかな』と思って、近づいて『盗み聞きしようか』と思って、近くに行ってみると、拳の中においしそうなパンが入ってて、それをモグモグむしゃむしゃ食べているっていう」と話し、「『疲れた~。おいしい~』って言ってるだけの大鶴肥満さんでした」と報告。増田から「どうでもええわ」と言われつつ、「これが1位です」と明るく伝えた。

 大阪・池田市出身ながら、入社までは漫才に触れて来なかったという大仁田アナだが、『M-1』にも関わる現在は劇場に足を運んだり、芸人のラジオを聴取すると明かした。増田は『M-1』がかっこよく見えるのは、カメラアングルや出囃子の長さまで計算されているからと力説。根底に古くから漫才番組を手掛けてきたABCの積み重ねがあるとした。「『賞レースが流行ってるから、人気だからウチもやろう』とかいうテレビ局にはマネができないような伝統、経験が御社にはあるんですよ」とレクチャー。大仁田アナが「ありがとうございます」と返すと、増田は「大仁田さん、熱いでしょう? ファイヤーですよ。大仁田さん、『ファイヤー』お願いします」とプロレスラー・大仁田厚の有名フレーズを要求。大仁田アナは「ファイヤー!」と叫んで応えた。

次のページへ (2/2) 【写真】M-1の舞台裏を伝えたABCの25歳女性アナ
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