[Alexandros]川上洋平、充実の2025年振り返るも「来年はもっと忙しくなりたい。馬車馬のように」
ロックバンド[Alexandros]の川上洋平が25日、都内で行われたエッセイ『次幕』刊行記念イベント前に行われた取材会に出席した。
![取材会に出席した[Alexandros]の川上洋平【写真:ENCOUNT編集部】](https://encount.press/wp-content/uploads/2025/12/25172902/7645ca57e6113d6311124c0845e88ca1.jpg)
デビュー時からの変化にも言及「年下とか後輩から学ぶことも多い」
ロックバンド[Alexandros]の川上洋平が25日、都内で行われたエッセイ『次幕』刊行記念イベント前に行われた取材会に出席した。
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本書は、音楽が生まれる創造方法やその音楽を解放するライブへの想いや構成、日々の気づき、仲間・ファンとの関係など、これまで語られてこなかった裏側も赤裸々に綴られ、“今の川上洋平”を深く感じられる一冊。撮影は、中国・成都で敢行され、川上が街を歩きながら思索する姿や、現地の空気に身を委ねる自然体のシーンなど、今の川上洋平の“等身大”を切り取ったカットが多数収録されている。
上梓した思いを聞かれた川上は「とてもすっきりした気持ちです。ここまでさらけ出したのは初めてかなと思います」と笑顔を見せると「ロックバンドとしてデビューして15年走り続けさせていただいたのですが、40歳に差し掛かるところで、改めて自分の正体を知りたいと思った。これまで何が好きなのか、あまり考えていなかったんです。でも残りの人生は、もう少し自分の作品に対して、深く見つめてから取り組みたいなと感じました」と自身の変化を述べていた。
撮影は、中国成都。川上は「撮影は9月ぐらいでしたが、本が冬の発売で冬物のセットアップだったので暑かった」と感想を述べると「成都で有名な占い師の方に、来年運気が上がりますと言っていただいたんです」とエピソードを明かす。「今年一年を漢字一文字であらわすなら」という問いに「“次”ですね。来年の方が、運気がいいようなので」と笑っていた。
またデビュー当時から変わったことについて川上は「後輩とご飯に行くようになりましたね」と切り出すと「昔はイキがっていて『後輩なんかと行かねー』とか思っていたのですが、少し優しくなったのかも」と笑い「年下とか後輩から学ぶことも多いと気づいたんです」と語っていた。
プライベートでの目標について聞かれた川上は「今年、家のリフォームをしたのですが、あまりうまくいかずに80パーセントぐらいで止まっている。残り20パーセントをしっかりしていきたい」と意気込む。また「ジムに通っていてお金を払っているのですが、この間、大きなライブが終わってから気が抜けて行っていないので」と今年やり残したことについて話した川上。
今年は、12月13、14日の2日間にTOYOTA ARENA TOKYOで開催されたライブ「15th Anniversary VIP PARTY‘25」で歴代ドラマー3人が集結するなど、大きな話題を振りまいたが、川上は「感慨深かったですね。2001年にバンドが産声をあげて、そのとき一緒にやっていたドラマーも来てくれた。3人が揃ったところを俯瞰で見ていてグッときました」と感想を述べると「今年も忙しく充実した1年でしたが、来年はもっと忙しくなりたい。馬車馬のようにね」と抱負を述べていた。
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