笑い飯・哲夫、たくろうへの投票に「迷った」と告白 審査基準は「エセ拍手か本気拍手を見極める」
お笑いコンビ・笑い飯の哲夫が24日、水曜レギュラーを務めるFM大阪『赤maru』(月~木曜午後2時)に出演。審査員を務めた21日の『M-1グランプリ2025』を振り返った。『THE W』と併せて、審査員への選出に「感謝」としつつ、自ら2010年王者で02年から9年連続ファイナリスト、うち5回の最終決戦進出などの業績があるとアピール。共演のDJ・赤松悠実は「すごいこと」と言いつつ「自分でつらつらと数字が出るのがきしょい」と指摘。哲夫は「きしょいし、ダサいですよね。『哲夫さん、ダサいですよ』って俺、肝に銘じましたもん」と騒動になった霜降り明星・粗品の動画での口撃フレーズを使用した。

今年のM-1はたくろうが優勝
お笑いコンビ・笑い飯の哲夫が24日、水曜レギュラーを務めるFM大阪『赤maru』(月~木曜午後2時)に出演。審査員を務めた21日の『M-1グランプリ2025』を振り返った。『THE W』と併せて、審査員への選出に「感謝」としつつ、自ら2010年王者で02年から9年連続ファイナリスト、うち5回の最終決戦進出などの業績があるとアピール。共演のDJ・赤松悠実は「すごいこと」と言いつつ「自分でつらつらと数字が出るのがきしょい」と指摘。哲夫は「きしょいし、ダサいですよね。『哲夫さん、ダサいですよ』って俺、肝に銘じましたもん」と騒動になった霜降り明星・粗品の動画での口撃フレーズを使用した。
いざ、大会で審査員9人中8票を獲得して優勝したたくろうについては「(途中から)全部ハマり出した」と振り返った。「最終決戦3組目であの(笑いの)うねりがきたっていうのは、いい順手やったなと思ったな。何言ってもウケる空気ができてた。あのテンポで、あれでお客さんが『待ってる、待ってる。何でもいいから言うてくれ。笑いたいねん』っていうあの空気感になってて」と絶賛した。
「めちゃくちゃみんなおもろかったです」とレベルの高い大会だったと総括。自身の採点をチェックしたという哲夫は「唯一かな。『これこうやったかな?』と思ったのがヤーレンズかな。91点つけてんけど、91.5点やったなと思いました。足し算しても順位は変わらへんねん。けど、自分の中では0.5点プラスやったかなっていうのはありました。それを92にするのか91にするか分かんないですけど」とトップ出番で盛り上げたヤーレンズを再評価。その後「順番のこと言うたらあかんけど」と言いつつ、9番手だった豪快キャプテンと出番が変わっていたら、もっと点数が高かったのではと見解を示した。
かまいたち・山内健司から1票入って2位だったドンデコルテについては「知らなかった」としつつ、1本目でエバースに次ぐ得点をつけて「ハマりました。なかなかの完成度でした」と。「終わってからや、いつも。何でこれ言わんかったんやろう。(カメオストーンのときに、フット)後藤さんの『(高音で)日本中のイルカがこっち向いてる』って(笑いで)ド~ンとなった。あれでドンデコルテの後にオレが『今の漫才、日本中の詐欺師がこっち向いてませんよ』って言うたらよかったなと思って」と言うと、赤松が微妙な反応。「これ言ってシーンなんか、クビやで。言わんでよかった。今の感じみたら。危な」と反省した。「(詐欺師ではなく)教祖様っていうパターンもあったてん…。違いましたね。言わんで良かった。かぶせですべるほど失礼なことはないからね」と話した。
最終決戦については「最後までオンデコルテかたくろうかで迷って。エバースは2本目がちょっと複雑化しちゃった。1本目の感じで頭に描けるものを期待したけど。会場内の連続した湧き方で、たくろうにさしてもらいました」と打ち明けた。審査基準について「エセ拍手か(笑い込みの)本気拍手を見極める」といい、「アホらしさは大事にしました。自分自身がそれ心がけてるんで。アホらしいなと思ったところには点、高くつけました」と自身の審査基準に触れていた。
あなたの“気になる”を教えてください