あの、クリスマスイブにサンタ気分 自著発売はファンへの“プレゼント”「お金は払ってもらうんですけど」

歌手・タレントのあのが24日、都内で行われたあの著『哲学なんていらない哲学』(KADOKAWA刊)のトークイベントを開催。イベント前に囲み取材を実施し、発売を迎えた心境を語った。

イベントに登壇したあの【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇したあの【写真:ENCOUNT編集部】

初著書『哲学なんていらない哲学』発売

 歌手・タレントのあのが24日、都内で行われたあの著『哲学なんていらない哲学』(KADOKAWA刊)のトークイベントを開催。イベント前に囲み取材を実施し、発売を迎えた心境を語った。

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 クリスマスイブに初の自著が発売した心境について、あのは「大好きなクリスマスイブに(本が)出るのは、プレゼントとしていい感じだなって。サンタさんとして1日を始められた。本当はプレゼントがほしいんですけどね」とにっこり。気分はサンタだというが「お金は払ってもらうんですけど、ファンの方にはプレゼントとしてあげたいです」と話し、報道陣を笑わせた。

 本を書く場合は、以前から「哲学書だと思っていた」と言い、「『今、書きたい』と思った。性格上、今を逃したら書きたくなくなるって分かっていたので、書くことにしました」と執筆の経緯を明かした。これまでも「求められていても、やりたくないことはやらなかったことが多い」そうで、「感情って流動的に変わっていく。誰にも邪魔されない言葉を置いときたかったのが2025年で、来年や再来年も同じ気持ちかと言ったら違う。本を書き終わった今は、もう次に進みたいと思っています」と吐露した。

 本出版を経て「作家という肩書が追加されたことへの思いは」と問われると、「そんなつもりはなくて、本当に書きたかった。本を書く人としては存在してないです」と回答。自己採点を求められると「誰かの思考につながる可能性があるなら、100点なのかなってくらいの感覚です」とすました表情で発表した。

 この日は、残り約1週間となった2025年を振り返る場面もあった。この1年を「テレビ出演やドラマ、ライブ、ツアーなどやりながらでしたが、あまり忙しい感覚はなかった。やりたいことを探しながらやれた1年かなって思います」とまとめ、来年の抱負を「今まではいろいろなもの必死にやっていた。来年は1つのことをガッと濃く、集中してやれるといいなと。精神を研ぎ澄ませながらやっていきたい」と述べ、今後の活動に意欲を見せていた。

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