お笑いコンビ・ミルクボーイが23日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか！』（正午）に生出演。駒場孝が21日に行われた『M-1グランプリ』で審査員を務めたことを報告し、コンビで2019年の自身以来となる大阪吉本勢の優勝となったたくろうを祝福した。

　冒頭で内海が大役を終えた駒場に「ちょっと太りました？」と聞き、審査員に決まってから重圧で3キロやせたと明かしていた駒場が「太ったやろ？」と逆質問。今度は「目が開いた」と内海が返し、裏実況に参加していたABC・鷲尾千尋アナウンサーが笑う中、駒場は「目、開いてなかったですねえ」と認めた。

　さらに駒場は「改めてM-1見たのよ。どういう感じやったか。冷静には見てるつもりやけど、テレビで見てるほどの冷静さはないやん。普通に見たかったし、みんなのネタもう1回」とマジメぶりを明かした。

　自身の姿については「二重どころか三重ぐらいになってたな。目の上のシワがめちゃくちゃになってた。唇は真ピンクと言うか」と“ビジュ”を自虐した。

　審査員席にはモニターがあるが、テレビと同じ映像ではなく、漫才を披露する姿のみが映されると説明された。

　自分の映像を見るのが苦手という内海が「審査してるときの自分の審査員顔、（テレビで）よう見れたな」と言うと、駒場も基本見たくないとしつつ「でも、見とかなあかんヤツは見んのよ。これは見とかなあかんと思って。ほんなら、ホンマに耳真っ赤」とまた別のパーツの異変に言及。内海は笑いつつ「耳は真っ赤やったね」と同意した。

　駒場は「恥ずかしいわ、ホンマに。この体質。緊張したら赤なんの。髪伸ばしたいわ。耳隠したいな。でも、序盤は耳真っ赤で、引いてったかなと思ったけどね、後半になるにつれて」と打ち明け「手は真っ白やからね。皆さん、手見えてないと思いますけど」と付け足した。

　内海は駒場の顔が結構、映されていたと言うと、駒場も「テレビ見て思った」と共感した。内海が審査員で差があったとし「（駒場が）笑ってるからなのか、いい顔してるからなのか」と口にすると、駒場は「面白いのは普通に面白いからな」と返答。緊張の審査員紹介で「3キロやせて、できものが8個増えまして」と入れたが「あの辺、記憶ない」と告白。

　ボケる流れで来るかマジメに来るか「怖かった」とし、事前に過去の大会を審査員の表情やコメントまでチェックしたという。フットボールアワー・後藤輝基、かまいたち・山内健司、ナイツ・塙宣之と笑いを取ると、内海は「オレ、怖かってん。『ヤバい。駒場、これ嫌やと思ってるで』と思った」と笑うと、駒場は「真っ白や。ホンマにな。『オレの持ってる話は何もない』って」と明かした。M-1初審査で「こいつは大丈夫か?」と様子を見られるので大事だという認識もあったため「それで耳赤なった」と言い訳。19年の自身の史上最高得点に触れることも考えたとした。

　優勝したたくろうは東京から、22日朝の情報番組に9本出演したと明かされた。ABC『おはよう朝日です』にゲスト出演し、リモートでやりとりした内海は「ちょっとウルっと来たわ。たくろうも自然と笑顔になってくれてたやん。『内海さんや』って、なじみのある。ホッとしてる顔をしててうれしかったね」と突然の多忙を経験した先輩として気遣った。