さんま、粗品の辛口講評に「難しいとこやな」 賞レースの“審査”に持論…オファーも「たまに」
お笑いタレントの明石家さんまが20日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。お笑い賞レースの審査員についての考え方を明かした。

「決勝まで行った人は100点でしょう」
お笑いタレントの明石家さんまが20日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。お笑い賞レースの審査員についての考え方を明かした。
リスナーから13日に行われ、ニッチェが優勝した女芸人No.1決定戦『THE W』で、審査員を務めた霜降り明星・粗品の辛口講評について、賛否両論が起こっていると伝えられると、さんまは「難しいとこやな、これは」と発言。その後、「さんまさんや村上ショージさんが審査員を務める場合、ポジティブな審査をするか、ネガティブな審査になるのか、どちらにも当てはまらないのか気になる」と続きのメッセージが読み上げられた。
さんまは「なるほど。オレは『全員100点なら出る』言うてますから」と話し、「決勝まで行った人は100点でしょう」と理由を説明。審査員をしないさんまは「『全員100点出してもええのか?』って聞いてる。たまに話(がある)。『審査員とかなさるんですか?』みたいな。『おお、してもええけど、全員100点やぞ』って言うてる」とオファーがあるときの返答を告白した。
さんまは盟友・村上について「ショージは辛口になるか」と言うと、村上は「僕は笑いって言うか、そんなより今、レモン作る方が大変。人に点数つけてる場合じゃない。本人もそんなに笑い……」と返した。
さんまは、庭師が大統領選にまで出る映画『チャンス』を思い出したと口にすると、「(主人公は)人を全部植木で例えんねん。『人は根をはらなきゃダメだ』『こういうときには植木はこうする』って脚本があんねんけども」と言うと、村上に対し「お前、(審査は)全部レモンに例えんねん」と助言し「(横山)やすし師匠はボートに例えてはったね。それを得意のレモンに例えたら面白くなんねん、人って」と助言した。
さらに「一つのことで卓越すると、全世界につながることができるんですよ。所(ジョージ)さんは自動車、オレはサッカーとかで昔、よう所さんが『さんちゃんはサッカーだもんね』って。サッカーだけで、いろんなものに例えられるんですよ、人生の。そういうのは役に立つね。だから、いろんなものを浅く調べるより、一つ深く掘ったら、浅いものはついてくるというのが、生きてるとわかるね」とレクチャーした。
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