アイナ・ジ・エンド「必死こいて生きてる」 移籍、ヒット、紅白…激動を経てアジアツアー開催決定
元BiSHで歌手のアイナ・ジ・エンドが20日、東京ガーデンシアターでワンマンライブ『nukariari』(ぬかりあり)を開催した。終演後には、自身初となるアジアツアー開催と、同ライブ映像をパッケージで3月に発売することを発表した。

ライブ前のアイナ・ジ・エンド 「全然寝てなくて、必死こいて生きてる」
元BiSHで歌手のアイナ・ジ・エンドが20日、東京ガーデンシアターでワンマンライブ『nukariari』(ぬかりあり)を開催した。終演後には、自身初となるアジアツアー開催と、同ライブ映像をパッケージで3月に発売することを発表した。
今回、紅白歌合戦ソロ初出場発表後初のワンマンライブとなったアイナ。当日はBillboard Japan Hot100 22週連続ランクインを果たした『革命道中』のほか全22曲を披露した。ステージ演出、照明、映像演出など、新たな演出要素も取り入れた今までにない新しいステージで、2025年の集大成となるライブとなった。
今年はWACKからエイベックスへの事務所移籍など、激動の1年となったアイナ。ライブ前に囲み取材に応じたアイナは「今年は、『革命道中』という曲で世界の方に聞いていただくきっかけがあって、挑戦し続けてきたからこそ見られた景色がありました。ファンの方々や家族、友達とかに改めて感謝だなと思いました」と1年を振り返った。
年末の紅白歌合戦でも『革命道中』を披露する予定。アイナは「紅白は伝統ある番組なので恥ずかしくないパフォーマンスをやろうと思っています。『革命道中』は革命を起こすまでの道中の歌。紅白でもガムシャラ感というか、“あなたと一緒に革命を起こす”というところを大事にしようと思っています」と意気込みと狙いを明かしていた。
終始ニコニコしながら取材に応じていたアイナ。記者から「リラックスされているように見えますが」と話しをふると、アイナは「本番前は全然寝られないですし、昨日も全然寝てないです。心拍数もネズミみたいに早くなりますし、寝ようと思ったら体温が上がってきて、暑くてベランダで寝ちゃうとか、めちゃくちゃです。余裕があるというより、“必死こいて生きてる”という感じがします」と笑いながら答えていた。
2026年春から始まるアジアツアーはソウル・バンコク・台北・福岡・名古屋・大阪・東京のホールツアーとなるという。アイナは「海外の経験は少ないのでわくわくします。アジアツアーも自分のこしらえてきた曲を大切に届けていきたいと思います」と抱負を述べた。
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