國村隼「小指と薬指を動かすことがなかった」 初挑戦ピアノに苦戦「大変でした」

俳優の國村隼、片平なぎさ、INIの尾崎匠海、元日向坂46の加藤史帆が19日、都内で行われたフジテレビ系クリスマスイブSPドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』(12月24日午後10時)の記者会見に登場。ドラマの見どころや撮影秘話を語った。

イベントに登壇した國村隼(左)、INIの尾崎匠海【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した國村隼(左)、INIの尾崎匠海【写真:ENCOUNT編集部】

『ドビュッシーが弾けるまで』記者会見

 俳優の國村隼、片平なぎさ、INIの尾崎匠海、元日向坂46の加藤史帆が19日、都内で行われたフジテレビ系クリスマスイブSPドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』(12月24日午後10時)の記者会見に登場。ドラマの見どころや撮影秘話を語った。

 クリスマスイブに放送される本作は、主演の國村がクロード・ドビュッシーのピアノ名曲『月の光』など本格的なピアノ演奏にも初挑戦したスペシャルドラマ。最愛の妻を失い人生の時計が止まってしまった男(國村)と、ピアニストの夢を絶った青年(尾崎)が偶然出会い、“ピアノ”と“ウイスキー”をきっかけに心を通わせ、互いの人生を奏で直していく奇跡を描く。

 最愛の妻の失い、ふさぎ込む男・渡会喜一郎を演じた國村。「言葉足らずな不器用な人というイメージでやってみました。ピアノは初挑戦でしたが、大変でしたね(笑)。鍵盤を触るのは初めてで、ほぼ1か月ぐらいで上達したかはわかりませんが、両手でバラバラでやるので出来るのかなと思いましたよ。1日1時間は鍵盤を触るようにはしてました。慣れてないというか、小指と薬指を動かすことがなかったので、混乱することがありましたね」とさすがに苦労したという。

 尾崎は才能を持ちながら夢を諦めた青年・佐々木匠役。「今回は夢を1回諦めている役なので、同い年とか友だちで夢を挑戦したいけど諦めた人がいたので、できるだけみんなと夢の話をすることが多かったです」と周囲と一緒に役作りをしたといい、役名の“匠”については「親近感がありましたね。やっている時にスタッフさんに言われると『どっち?』と思いましたよ(笑)」と苦笑い。役と自身の違いは「俺もポンコツではありますが、役の方がポンコツだと思いますよ。おっちょこちょいだし」と明かしていた。

 その尾崎と國村は、同ドラマで初共演。尾崎は「本当にお優しくて、めちゃくちゃ喋る機会はありませんでしたが、長いセリフでセリフが出なかった時に國村さんが『気持ちから出ないと良くないよ』と仰ってくださって、俳優としてありがたい存在でした。勉強、勉強でしたよ」と感謝の言葉を口にすれば、國村は「ピアノと逆やな(笑)」と笑顔を見せていた。

 また、年の瀬ということで2026年の抱負を聞かれた國村は「来年は馬を乗りこなさなければいけない状況になるので、来年は馬を乗りこなしてみたいなと思います」と語れば、尾崎は「活動で作詞はしたことありますが作曲はないので、作詞作曲した曲を来年出来たらいいなと思います」と意欲を見せていた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください