58歳・南野陽子「♪君はオバさん、僕はオジさん」 デビュー40年で初ディナーショー…あの「飛天」で見せた茶目っ気ステージ
俳優の南野陽子(58)が18日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「飛天」でディナーショーを開催した。同公演は、今月1日のホテル日航金沢を皮切りに、東京、大阪、福岡、宇都宮を巡る自身初のディナーショー全国ツアーの一環。著名人の結婚披露宴会場としても知られる同会場には、多くの「南野(なんの)ファン」が詰めかけた。

ファッションショーの異例演出も
俳優の南野陽子(58)が18日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「飛天」でディナーショーを開催した。同公演は、今月1日のホテル日航金沢を皮切りに、東京、大阪、福岡、宇都宮を巡る自身初のディナーショー全国ツアーの一環。著名人の結婚披露宴会場としても知られる同会場には、多くの「南野(なんの)ファン」が詰めかけた。
豪華なディナーがひと段落した頃、会場がゆっくりと暗転した。BGMが流れる中、幕が開くとクリスマスを思わせる赤色の華やかなドレス姿で南野が登場。『八重歯のサンタクロース』を歌い始めると、客席から大歓声が上がった。
歌唱後、南野は「ここ飛天でのディナーショーにお越しいただき、ありがとうございます。今年40周年を迎えましたが、今回が初めてのディナーショーなんです」とあいさつ。会場は拍手と温かな空気に包まれた。
数曲のパフォーマンスを終え、南野がいったんステージを後にすると、重低音の効いた楽曲が鳴り響き、唐突にファッションショーがスタート。SNSで話題の人気メンズモデルユニット“おじフェス”の4人、加藤章太郎、久保田裕之、TARO、直樹が洗練されたスーツ姿でランウェイを歩き出した。ディナーショーでは異例の演出で、その終盤には南野が歌唱しながら再登場。4人と交錯し、男女がすれ違うドラマチックな構成もファンの感動を呼んだ。
この演出について南野は「飛天という大きな会場で何をやろうかなと思い、『ファッションショーをしよう。大人気のおじフェスさんにお願いしよう』ということになりました。後ろから見て、ほれぼれとしていました」とコメント。おじフェスの久保田は「ここにいる皆さんが温かく迎えてくださって、楽しかったです」と話した。
ディナーショー終盤には、南野自身が作詞した新曲『君が笑う日。』を歌唱。サビには「♪君はオバさん、僕はオジさん」のフレーズがあり、おじフェスとともにコミカルなダンスも披露した。ファンは手拍子をし、振り付けをまねてその時間を楽しんだ。最後に南野は「とっても楽しくて、皆さんからたくさんのパワーをいただきました」とファンへの感謝を述べ、『大切な人』を歌唱。大きな拍手を受けながら、ステージを締めくくった。
南野のディナーショーは今後、26日のホテルニューオータニ大阪、28日のグランドハイアット福岡、来年2月23日のホテル東日本宇都宮と続く。南野は、コンサートツアーでも11月27日に東京・NHKホールで追加公演を開催するなど、アイドル時代と変わらぬ人気ぶり。来年もファンをあらゆる形で楽しませそうだ。
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